「このまま進んでいい?」「連絡するべき?」「やるか、やらないかを決めたい」
そんなふうに答えを絞りたいとき、タロットカードを使ってYes・Noを読む方法があります。一般に「タロットのイエスノー占い」「Yes・No占い」などと呼ばれる方法です。
通常のタロット占いでは、カードの意味や複数枚の組み合わせから状況を読み解いていきます。一方、イエスノー占いでは、カードを「Yes寄り」「No寄り」「どちらともいえない」といった形に整理するため、判断の方向をつかみやすいのが特徴です。
ただし、タロットカードそのものに「このカードは必ずYes」という公式ルールが決められているわけではありません。読み方は占い手や流派によって異なります。
そのため、イエスノー占いを「未来を決定する答え」と考えるより、迷っている気持ちを整理し、自分がどうしたいのかを考えるための補助として使うほうが、タロットを活かしやすいでしょう。
この記事では、初心者でも試しやすいワンオラクルや5枚でのやり方、カード別の判断例、二者択一との使い分けまで解説します。
- タロットでYes・Noを占う基本的なやり方
- ワンオラクルと5枚引きの判断方法
- 大アルカナ・小アルカナのYes・Noの読み分け例
- イエスノー占いと二者択一を使い分ける考え方
タロットのイエスノー占いとは

タロットのイエスノー占いとは、質問に対するカードの象徴を「Yes」「No」「保留・条件付き」などに整理して読む方法です。
たとえば、
- 今の計画を進めてもよいか
- 今日、自分から連絡してみるか
- この仕事に応募してみるか
- 今は休んだほうがよいか
- この買い物を今するか
といった、比較的はっきりした質問に向いています。
通常のタロット占いでは、「なぜそうなっているのか」「どんなことに気をつければよいのか」まで読み取ることがあります。それに対してイエスノー占いは、最初に判断の方向をシンプルに確認する方法と考えるとわかりやすいでしょう。
Yes・Noはカード本来の固定属性ではない
タロットカードには、大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の合計78枚があります。
それぞれに象徴や伝統的な解釈がありますが、「魔術師はYes」「塔はNo」というようなYes・Noの公式分類が定められているわけではありません。
たとえば「隠者」は、立ち止まって内面を見つめることを象徴するカードです。
「今すぐ行動するべき?」という質問ならNo寄りに読めますが、「一人で考える時間を取ったほうがいい?」という質問ならYes寄りに読めます。
つまり、カード名だけで機械的にYes・Noを決めるのではなく、質問との関係を見ることが大切です。
この記事で紹介する一覧も絶対的な正解ではなく、初心者がイエスノー占いをするときの一つの判断基準として利用してください。
最初から78枚すべての意味を覚えようとしなくても大丈夫です。「このカードの雰囲気は前に進む方向か、止まる方向か」と考えるだけでも、カードを読む練習になります。
イエスノー占いの基本的なやり方
初めてタロットでYes・Noを占うなら、まずは1枚だけ引くワンオラクルがおすすめです。質問を一つに絞り、引いたカードから方向性を考えます。
基本的な流れは次のとおりです。
- Yes・Noで答えられる質問を一つ決める
- 質問を意識しながらカードをシャッフルする
- カードを1枚引く
- カードをYes・No・保留のいずれかとして読む
- カード本来の意味から「なぜそう読めるのか」も考える
重要なのは、4番目で終わらないことです。
たとえば「仕事に応募する?」という質問で「戦車」が出たとします。戦車は前進や意志の強さと関連づけて読まれるため、Yes寄りに判断しやすいカードです。
しかし、そこで単に「Yesだから応募する」と決めるだけではなく、
「自分から動くことが今回のテーマなのかもしれない」
と考えることで、タロットを自己理解にもつなげられます。
同じ質問を何度も占わない
望んだ答えが出るまでカードを引き直していると、判断材料が増えるどころか、かえって迷いやすくなります。
「Noだったからもう一度」「次は微妙だったからもう一度」と続けていけば、最終的にはどんな答えでも出てしまいます。
基本的には、一つの質問につき一度占い、結果をいったん受け止めるのがおすすめです。
どうしても判断できない場合は同じ質問を繰り返すのではなく、
「何が判断を難しくしているのか」
「行動するなら何に注意したらよいか」
と質問そのものを変えてみるとよいでしょう。

ワンオラクルでYes・Noを読む
タロットのワンオラクルとは、1枚のカードを引いて質問に対するメッセージを読む方法です。イエスノー占いと非常に相性がよく、初心者でも実践しやすい方法です。
基本は3段階で判断する
カードを、
- Yes
- No
- 保留・条件付き
の3種類に分けると読みやすくなります。
すべてを無理にYesまたはNoへ分類する必要はありません。
たとえば「女教皇」「正義」「節制」などは、質問によっては「落ち着いて判断する必要がある」「条件を整える必要がある」と読めます。
このようなカードを無理にYesにしてしまうより、「まだ条件付き」と考えたほうがカードの意味を活かせる場合があります。
Yesだったときも理由を見る
Yesが出ると、結果だけを見て安心してしまいがちです。
しかし、
「どうすればYesの方向に進みやすいのか」
まで読むことが大切です。
たとえば同じYesでも、
- 魔術師:自分から始めること
- 戦車:迷わず前へ進むこと
- 星:希望を持ちながら長い目で進むこと
- 太陽:明るくオープンに進めること
では意味が異なります。
Yes・Noは結論を簡略化したものにすぎません。カードそのものの意味が、より重要な判断材料になります。
5枚でイエスノーを占う方法
1枚だけでは判断しにくい場合は、5枚のタロットカードを使ってYes・Noの傾向を見る方法もあります。
5枚法にも統一された公式ルールはありませんが、初心者なら「Yes寄りのカードとNo寄りのカードの数を比べる」方法がわかりやすいでしょう。
5枚の多数決で読む
質問を一つ決めて5枚引き、それぞれをYes・No・保留に分類します。
目安としては次のように判断できます。
| 5枚の結果 | 読み方の目安 |
|---|---|
| Yesが4〜5枚 | Yesの傾向がかなり強い |
| Yesが3枚、Noが0〜1枚 | Yes寄り |
| Noが4〜5枚 | Noの傾向がかなり強い |
| Noが3枚、Yesが0〜1枚 | No寄り |
| YesとNoが3対2程度 | 判断が分かれている |
| 保留カードが多い | 条件がまだ整っていない可能性 |
たとえば、
- 魔術師:Yes
- 太陽:Yes
- カップの2:Yes
- ソードの5:No
- 月:No寄り
なら、数だけを見ればYesが3枚、Noが2枚です。
ただし3対2はかなり接近しています。そのため、「絶対にYes」と考えるより、進める可能性はあるものの、気になる問題も残っていると読んだほうが自然です。
ここからソードの5や月が何を示しているかを見ることで、「何に注意するべきか」まで考えられます。
5枚を役割別に読む方法もある
単純な多数決ではなく、5枚それぞれに役割を決めても構いません。
たとえば、
- 現在の状況
- Yesを選んだ場合
- Yesを選ぶときの注意点
- 判断を妨げているもの
- 今の自分へのアドバイス
という配置です。
こちらは単純な「はい・いいえ」からは少し離れますが、重要な決断をするときには、むしろ役立つ場合があります。
迷いが大きいほど「YesかNoか」だけでは足りないことがあります。5枚引きでは、枚数だけでなく、なぜ迷っているのかを示すカードにも注目してみましょう。

大アルカナのイエスノー一覧

ここでは、大アルカナ22枚をイエスノー占いで読む場合の一例を紹介します。正位置を前提とした基本的な目安です。
質問によって判断が変わるため、最後の「読み方」も一緒に確認してください。
| カード | 判断の目安 | イエスノーでの読み方 |
|---|---|---|
| 愚者 | 保留〜Yes | 新しい可能性。結果より挑戦を重視 |
| 魔術師 | Yes | 自分から始める力がある |
| 女教皇 | 保留 | 今は静かに状況を見る |
| 女帝 | Yes | 成長、豊かさ、受け取る流れ |
| 皇帝 | Yes | 計画的に進めればよい |
| 法王 | Yes | 常識的・堅実な方法なら進みやすい |
| 恋人 | Yes | 納得できる選択や調和 |
| 戦車 | Yes | 行動、前進、決断 |
| 力 | Yes | 焦らず粘り強く進む |
| 隠者 | 保留〜No | 今は考える時間が必要 |
| 運命の輪 | Yes | 状況が動きやすい |
| 正義 | 条件付き | 条件やバランスを確認する |
| 吊るされた男 | No寄り | 今は動くより待つ |
| 死神 | No寄り | 現状のまま続けることには区切り |
| 節制 | 条件付きYes | 無理なく調整すれば進める |
| 悪魔 | No寄り | 執着や無理がないか確認 |
| 塔 | No | 今の方法では不安定 |
| 星 | Yes | 希望を持って進む |
| 月 | No寄り・保留 | 不明点や不安が多い |
| 太陽 | Yes | 明るく肯定的な流れ |
| 審判 | Yes | 決断、再挑戦、目覚め |
| 世界 | Yes | 完成、達成、一区切り |
たとえば「転職活動を始める?」という質問で愚者が出れば、新しい一歩としてYes寄りに読めます。
一方、「今の会社を何も準備せず今日辞める?」という質問に愚者が出た場合は、「勢いだけで決めていないか」と読むこともできます。
同じカードでも質問次第で意味が変わることが、タロットのイエスノー占いでは重要です。
小アルカナのイエスノー一覧
小アルカナ56枚も、カードの象徴をもとにYes・Noの傾向を整理できます。
ここでも正位置を前提にした一例として紹介します。
ワンドのイエスノー
ワンドは、行動、情熱、挑戦、仕事、創造性などと関連づけて読まれることが多いスートです。
| カード | 判断の目安 |
|---|---|
| ワンドのエース | Yes |
| ワンドの2 | 条件付きYes |
| ワンドの3 | Yes |
| ワンドの4 | Yes |
| ワンドの5 | No寄り |
| ワンドの6 | Yes |
| ワンドの7 | 条件付きYes |
| ワンドの8 | Yes |
| ワンドの9 | 条件付き |
| ワンドの10 | No寄り |
| ワンドのペイジ | Yes寄り |
| ワンドのナイト | Yes |
| ワンドのクイーン | Yes |
| ワンドのキング | Yes |
ワンドは全体的に行動的なカードが多いため、「やってみる?」「挑戦する?」という質問ではYesが多くなります。
ただし、ワンドの5は競争や混乱、ワンドの10は負担の大きさを示すため、いったん状況を整理したほうがよい場合があります。
カップのイエスノー
カップは、感情、人間関係、愛情、満足感などと関連づけて読まれるスートです。
| カード | 判断の目安 |
|---|---|
| カップのエース | Yes |
| カップの2 | Yes |
| カップの3 | Yes |
| カップの4 | No寄り・保留 |
| カップの5 | No |
| カップの6 | Yes寄り |
| カップの7 | 保留 |
| カップの8 | No寄り |
| カップの9 | Yes |
| カップの10 | Yes |
| カップのペイジ | Yes寄り |
| カップのナイト | Yes |
| カップのクイーン | 条件付きYes |
| カップのキング | Yes寄り |
カップの2、9、10などは、人間関係や満足という意味からYesに読みやすいカードです。
一方、カップの7は選択肢が多く、まだ気持ちが定まっていない状態として読むことがあります。
ソードのイエスノー
ソードは、思考、判断、葛藤、問題、決断などと関係するスートです。
| カード | 判断の目安 |
|---|---|
| ソードのエース | Yes |
| ソードの2 | 保留 |
| ソードの3 | No |
| ソードの4 | No寄り・休止 |
| ソードの5 | No |
| ソードの6 | 条件付きYes |
| ソードの7 | No寄り |
| ソードの8 | No |
| ソードの9 | No |
| ソードの10 | No |
| ソードのペイジ | 保留 |
| ソードのナイト | Yes寄り |
| ソードのクイーン | 条件付き |
| ソードのキング | 条件付きYes |
ソードには緊張や問題を表すカードが多いため、イエスノーではNo寄りになるカードも多くあります。
ただし、「関係を終わらせるべき?」という質問にソードの10が出た場合など、終わらせること自体にはYesと読める場合があります。
ここでも、カード単独ではなく質問との関係が重要です。
ペンタクルのイエスノー
ペンタクルは、お金、仕事、現実性、継続、生活基盤などと関連づけて読まれます。
| カード | 判断の目安 |
|---|---|
| ペンタクルのエース | Yes |
| ペンタクルの2 | 条件付き |
| ペンタクルの3 | Yes |
| ペンタクルの4 | No寄り |
| ペンタクルの5 | No |
| ペンタクルの6 | Yes |
| ペンタクルの7 | 条件付き |
| ペンタクルの8 | Yes |
| ペンタクルの9 | Yes |
| ペンタクルの10 | Yes |
| ペンタクルのペイジ | Yes |
| ペンタクルのナイト | Yes |
| ペンタクルのクイーン | Yes |
| ペンタクルのキング | Yes |
ペンタクルには着実に積み上げるカードが多いため、現実的な仕事や学習についてはYesに読みやすい傾向があります。
ただし「すぐに結果が出る?」という質問では、ペンタクルの7やナイトは「Yesの可能性はあるが時間が必要」と読むこともできます。
逆位置はどう判断する?
タロットで逆位置を使う場合、「正位置がYesなら逆位置はNo」と単純に反転させる方法もあります。
ただし、それが唯一の読み方ではありません。
たとえば太陽の正位置をYesとした場合、太陽の逆位置を完全なNoではなく、
「Yesの可能性はあるが、自信不足や遅れがある」
と読むこともできます。
逆位置には、
- 力が十分に発揮されていない
- 過剰になっている
- 内面に向かっている
- 遅れがある
- 課題が残っている
といった読み方もあるからです。
初心者の場合は、最初から逆位置までYes・Noに分類すると複雑になりすぎることがあります。
まずは正位置だけで練習し、カードの意味に慣れてから逆位置を取り入れる方法でも問題ありません。

二者択一との使い分け
「Aにする?Bにする?」という悩みでは、イエスノー占いより二者択一のスプレッドが向いている場合があります。
イエスノー占いは、一つの行動に対して、
「するか、しないか」
を確認する方法です。
一方、二者択一は、
「Aを選んだ場合とBを選んだ場合を比較する」
ための方法です。
イエスノー向きの質問
たとえば次のような質問です。
- 今、この企画を始める?
- 自分から連絡する?
- この講座を受講する?
- 今月中に転職活動を始める?
- 今日この話を相手に伝える?
一つの行動について判断したい場合には、Yes・Noが使いやすいでしょう。
二者択一向きの質問
次のような場合は二択で比較したほうが判断しやすくなります。
- A社とB社のどちらを選ぶ?
- 転職する場合と今の会社に残る場合を比べたい
- 今申し込む場合と半年後に申し込む場合を比べたい
- A案とB案のどちらを採用する?
- 二つの学び方の違いを知りたい
簡単な二者択一なら、5枚を次のように並べてもよいでしょう。
- 現在の自分
- Aを選ぶメリット
- Aを選ぶときの注意点
- Bを選ぶメリット
- Bを選ぶときの注意点
ここでは「どちらが絶対に正しいか」を決めるというより、自分がどんな違いを重視しているのかを見つけることがポイントです。

イエスノー向きの質問の作り方

タロットのイエスノー占いでは、カードを引く前の質問の作り方がとても重要です。
質問が曖昧だと、出たカードも読みづらくなります。
一つの質問に一つのテーマ
たとえば、
「この仕事に応募して採用されて幸せになれる?」
という質問には、
- 応募するか
- 採用されるか
- 働いて幸せになれるか
という三つのテーマが含まれています。
この場合は、
「私はこの仕事に応募してみる?」
と一つに絞ったほうが読みやすくなります。
必要なら、その後に別のスプレッドで「応募するうえで注意すること」を確認できます。
自分が選べる行動を質問する
「相手は私のことが好き?」という質問は、相手の内面をカードだけで事実として確認することはできません。
それよりも、
「私はこの関係で自分から気持ちを伝える?」
「私は今、相手との距離を縮める行動をする?」
のように、自分の選択へ置き換えたほうが実際の行動につながります。
また、
「連絡は来ますか?」
より、
「私は今、連絡を待つという選択をする?」
「私から連絡してみる?」
と考えたほうが、自分で判断できる範囲が明確になります。
期限を入れる
「この仕事を始める?」だけでは、いつの話なのか曖昧です。
必要に応じて、
「今月中にこの仕事への応募を始める?」
「今日、この連絡を送る?」
「今年中に資格の勉強を始める?」
と期間を決めると、質問が具体的になります。
判断に迷ったときの読み方
カードを引いたものの、「YesなのかNoなのかわからない」ということもあります。
むしろ、タロットではその曖昧さに意味がある場合があります。
最初に感じた印象を確認する
カードを見た瞬間に、
「進みそう」
「少し重い」
「まだ待ったほうがよさそう」
と感じることがあります。
その印象だけで結論を決める必要はありませんが、自分の気持ちを知る手がかりにはなります。
たとえばYesのカードが出たのに、なぜか強い抵抗を感じたとします。
その場合、
「Yesだったからやらなければ」
ではなく、
「私は、なぜYesと言われても乗り気になれないのだろう?」
と自分に問いかけてみてください。
カード以上に、その反応が自分の本音を教えてくれることがあります。
判断しにくいカードは無理に決めない
女教皇、正義、節制、ソードの2など、イエスノーでは判断が分かれやすいカードがあります。
そのようなカードが出たら、
「今はYes・Noを決める段階ではない」
と読んでも構いません。
「情報が足りない」「条件を整理する必要がある」「自分の気持ちがまだ定まっていない」と考え、現実の情報を確認することも大切です。
現実的な判断材料と一緒に考える
タロットは、契約、投資、医療、法律、安全などについて必要な専門的判断の代わりにはなりません。
たとえば転職を考えるなら、
- 給与
- 勤務条件
- 仕事内容
- 通勤や働き方
- 契約条件
なども確認する必要があります。
そのうえでカードを、
「私は何を不安に感じている?」
「どんな条件なら納得できる?」
と考える手がかりとして使うことができます。
タロットで迷いをなくそうとするより、「自分は何に迷っているのだろう」と考えるために使ってみてください。カードの答えと自分の反応の両方を見ると、本当に大切にしたいことが見えやすくなります。
タロットを決断に活かすコツ
タロットでYesが出たから行動し、Noが出たから諦めるという使い方だけでは、自分の判断をカードに預けることになってしまいます。
決断に活かすなら、カードを引いたあとに自分自身へ問いかけることが重要です。
たとえば、
- Yesと出て安心したのはなぜ?
- Noと出て残念だったのはなぜ?
- 逆の答えだったらどう感じた?
- 本当はどちらを期待していた?
- 何がわかれば自分で決められそう?
と考えてみます。
特に「逆の答えが出たら嫌だ」と感じたときは、すでに自分の中に希望がある可能性があります。
たとえば「転職する?」と占ってYesが出てほしいと思っていたなら、占う前から「今の環境を変えたい」という気持ちがあるのかもしれません。
その気持ちがわかったら、次に考えるべきなのは「タロットがYesと言ったから転職する」ことではありません。
「なぜ環境を変えたいのか」
「何が改善されれば今の職場でも納得できるのか」
「転職するなら何を準備したいのか」
という現実的な問いへ進むことができます。
カラットセラピーでも、タロットカードを未来を一方的に決めるためのものではなく、色やカードを手がかりに今の気持ちや本音を見つめるための一つの方法として捉えています。
タロットをもう少し体系的に知り、自分でカードを読みながら気持ちを整理できるようになりたい方は、無料メール講座で基本的な考え方から学んでみるのも一つの方法です。

タロットのイエスノー占いのよくある質問
- タロットでYes・Noは本当にわかりますか?
-
タロットによって客観的な未来がYes・Noとして確定する、と考える必要はありません。
イエスノー占いは、カードの象徴をYes寄り、No寄りなどに整理し、自分の迷いや判断材料を確認する方法の一つです。
カードの結果だけで決断するのではなく、現実の情報と自分自身の気持ちを合わせて考えることをおすすめします。
- タロットのYes・No一覧には決まった正解がありますか?
-
統一された公式の一覧はありません。
同じカードでも、占い手、流派、質問内容によって判断が異なることがあります。
そのため、この記事の一覧も「正位置で読む場合の一例」です。最初は一つのルールを決めて練習し、慣れてきたら質問とカードの意味を合わせて判断するとよいでしょう。
- ワンオラクルと5枚ではどちらがおすすめですか?
-
初心者なら、まず1枚のワンオラクルがおすすめです。
カードが1枚なので意味に集中しやすく、「このカードをなぜYesまたはNoと感じるのか」を練習できます。
判断が複雑な場合や、Yes・Noだけでなく注意点も知りたい場合は5枚を使うと読みやすくなります。
- 同じ質問をもう一度占ってもいいですか?
-
基本的には、短時間に同じ質問を繰り返すことはおすすめしません。
望んだカードが出るまで引き直していると、かえって判断が難しくなるからです。
結果に納得できない場合は、「何に迷っている?」「行動するなら何に注意する?」など質問の角度を変えてみましょう。
- やるかやらないかで迷うときはYes・Noと二者択一のどちらがよいですか?
-
一つの行動について「する・しない」を確認するなら、イエスノー占いがシンプルです。
一方、「A案とB案」「転職する場合と残る場合」など、二つの選択肢それぞれの特徴を比較したいなら二者択一が向いています。
単純な答えが必要なのか、それぞれの選択を詳しく比較したいのかで使い分けるとよいでしょう。
まとめ
タロットのイエスノー占いは、カードをYes・No・保留などに分類し、迷っていることの方向性を確認するシンプルな方法です。
初心者なら、まずは質問を一つに絞ってカードを1枚引くワンオラクルから始めるとよいでしょう。1枚では判断しにくい場合には、5枚を引いてYes・Noの傾向や注意点を見る方法もあります。
ただし、タロットカードには公式に決められたYes・No一覧があるわけではありません。
同じカードでも質問によって意味は変わります。Noのカードが出ても、それは「悪い未来」という意味ではなく、「今は待つ」「方法を見直す」「条件を整える」といった示唆として読むことができます。
そして、イエスノー占いで特に大切なのは、カードそのもの以上に結果を見たときの自分の反応に気づくことです。
Yesを見て安心したのか、Noを見て残念だったのか。その気持ちをたどると、自分が本当は何を望んでいたのかが見えてくることがあります。
タロットを絶対的な答えとして扱うのではなく、自分の迷いを整理し、「私はどうしたいのだろう」と考えるためのきっかけとして活用してみてください。


