共依存の自助グループとは?参加方法・特徴・利用前に知りたいこと

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共依存の本おすすめガイド|初心者・家族・恋愛など目的別の選び方

「共依存について知りたいけれど、どの本から読めばいいのだろう」「恋愛や親子関係について書かれた本と、共依存そのものを解説する本は何が違うの?」と迷っていませんか。

共依存を扱った本には、概念を解説するもの、家族関係を扱うもの、恋愛に焦点を当てたもの、自分の考え方や行動を書き出しながら振り返るワークブックなど、さまざまな種類があります。

大切なのは、「共依存について書かれているから」という理由だけで一冊を選ぶのではなく、今の自分が何を知りたいのかに合わせることです。

また、「共依存」という言葉は心理学や依存症支援の領域で長く使われてきましたが、定義については研究者や臨床家の間でも一様ではありません。近年の研究レビューでも、共依存には複数の捉え方があり、概念が統一されていないことが指摘されています。

そのため、本に書かれている特徴が自分に当てはまったからといって、「自分は共依存症だ」と決めつける必要はありません。本は自分を分類するためではなく、これまでの人間関係や自分の気持ちを見つめ直すための材料として活用するとよいでしょう。

この記事では、共依存について学びたい人に向けて、目的別に本の種類と選び方を紹介します。

記事の監修者

株式会社ココロザC代表取締役。カラーセラピスト・心理カウンセラーとして活動。
日本初の「カラットセラピー」を創生。相談実績は延べ20,000人以上。
カラットセラピスト育成実績は800名以上。

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この記事を読むと分かること
  • 共依存について初めて学ぶ人に向いている本の特徴
  • 家族・親子・恋愛など悩み別の本の選び方
  • 共依存の本を読むときに注意したいポイント
  • 読んだ内容を自己理解につなげるための考え方
目次

共依存の本を選ぶ前に

共依存の本を探す前に、まず知っておきたいのが「共依存という言葉が何を指しているのかは、本によって少しずつ異なる」という点です。

共依存は一つの定義ではない

共依存という言葉は、もともとアルコールなどの依存問題を抱える本人と、その周囲の家族との関係を説明する文脈から広まってきました。

その後、対象は広がり、現在では例えば次のような人間関係を説明するときにも使われています。

  • 相手の問題を自分が何とかしなければと思い続ける
  • 自分の希望より相手の要求を優先してしまう
  • 必要以上に相手の行動を管理しようとする
  • 相手から必要とされることで自分の価値を確認する
  • 苦しい関係だと感じながら離れることに強い不安がある

ただし、こうした行動が一つあるだけで共依存だと判断できるわけではありません。

人を助けること、家族を支えること、恋人を大切にすることそのものが問題なのではなく、その関係の中で自分の心身や生活が継続的に損なわれていないかを見ることが大切です。

「共依存」は本によって定義や説明の仕方が異なります。チェックリストに多く当てはまったという理由だけで、自分や相手の性格・心理状態を決めつけないようにしましょう。

本は診断ではなく視点を得るもの

共依存についての本を読む目的は、「私は共依存か、そうではないか」という二択の答えを出すことだけではありません。

むしろ役立つのは、

「なぜ私は相手のことばかり気にしてしまうのだろう」

「断りたいのに断れないのはなぜだろう」

「相手の問題と、自分が責任を持つことの境目はどこだろう」

といった問いを持てることです。

同じ本を読んでも、必要になる部分は人によって違います。すべてを自分に当てはめようとせず、「この考え方は今の自分に役立ちそう」と感じる部分を取り入れていく読み方がおすすめです。

目的別のおすすめ本

共依存について学べる代表的な本を、目的ごとに整理すると選びやすくなります。

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向いている人特徴
『共依存 苦しいけれど、離れられない 新装版』信田さよ子初めて共依存を学ぶ人、家族関係を考えたい人家族や男女関係など具体的な関係から共依存を考えやすい
『共依存症 いつも他人に振りまわされる人たち』メロディ・ビーティ共依存という考え方を幅広く知りたい人共依存を扱った代表的な海外書籍の邦訳
『共依存症 心のレッスン』メロディ・ビーティ自分を大切にする考え方を学びたい人セルフケアや自分との関係に重点が置かれている
『アダルト・チルドレン癒しのワークブック』西尾和美生育環境や家族関係を振り返りたい人読むだけでなく書き込みながら考える形式
『恋愛依存症』伊東明恋愛関係で同じ苦しさを繰り返している人共依存を含む恋愛上の依存的な関係を扱う
『共依存とケア』小西真理子共依存を単純な善悪で捉えたくない人ケアや関係性を含め、より多面的に考えたい人向け

ここから、それぞれどのような人に向いているのかを見ていきましょう。

初心者なら全体像から読む

共依存という言葉を最近知ったばかりなら、いきなりワークブックへ進むより、まず「どのような人間関係を共依存と呼んできたのか」を理解できる本から読むと整理しやすくなります。

『共依存 苦しいけれど、離れられない』

信田さよ子著『共依存 苦しいけれど、離れられない 新装版』は、家族関係を中心に共依存について考えたい人に向いています。

アルコールやギャンブルの問題を抱える家族、親子関係、男女関係などを題材に、「助けようとしているのに、なぜか関係が苦しくなっていく」という状況が扱われています。

2023年に新装版が刊行されており、朝日新聞出版の公式紹介でも、DV、アルコール・ギャンブル依存、親子関係など幅広いテーマから共依存を考える内容であることが示されています。

専門用語の定義だけを学ぶというより、具体的な人間関係を通じて共依存の考え方をつかみたい人に読みやすい一冊です。

特に、

「助けることと抱え込むことは何が違うのだろう」

「家族だからどこまで支えるべきなのだろう」

と感じている人には、考えるきっかけになりやすいでしょう。

『共依存症 いつも他人に振りまわされる人たち』

メロディ・ビーティ著『共依存症 いつも他人に振りまわされる人たち』は、英語圏で共依存という考え方が広がるうえで大きな影響を与えた『Codependent No More』の邦訳です。

相手を何とか変えようとしたり、相手の問題に過度に責任を感じたりする状態から離れ、自分自身の生活や感情に目を向けるという考え方が中心になっています。

ただし、刊行された時代や文化的背景が現在の日本とは異なるため、書かれている内容をすべて普遍的な心理学の法則として受け取る必要はありません。

「共依存という考え方がどのように語られてきたのかを知る本」として読むと理解しやすいでしょう。

ワンポイントアドバイス

最初から本の内容をすべて自分に当てはめる必要はありません。「これは自分にも思い当たる」「ここは少し違う」と分けながら読むだけでも、自分の人間関係を整理する手がかりになります。

自分を大切にする方法を学ぶ

共依存についてある程度理解したあと、「では、相手ではなく自分に目を向けるとは具体的にどういうことなのか」を知りたくなる人もいるでしょう。

その場合は、セルフケアや境界線、自分の感情に目を向ける本が向いています。

『共依存症 心のレッスン』

メロディ・ビーティ著『共依存症 心のレッスン』は、共依存的な関係そのものを分析するというより、自分自身をケアすることに重点を置いた本です。

人間関係に悩んでいるときは、どうしても、

「相手がなぜ変わってくれないのか」

「どう言えば分かってもらえるのか」

という方向へ意識が向きやすくなります。

しかし、相手の選択や感情を完全にコントロールすることはできません。

そこで一度、

「私は今、本当は何を感じているのか」

「私は何を引き受け、何を引き受けなくてもよいのか」

「自分の生活を守るために必要なことは何か」

へ視点を戻してみます。

共依存について読む意味は、誰かを悪者にすることではなく、自分が選択できる範囲を取り戻していくことにもあります。

家族関係を振り返りたい人

現在の人間関係だけではなく、「なぜ自分は人に合わせすぎるのだろう」と過去の家族関係まで振り返りたくなることがあります。

その場合は、アダルト・チルドレンや機能不全家族などを扱う本が候補になります。

『アダルト・チルドレン癒しのワークブック』

西尾和美著『アダルト・チルドレン癒しのワークブック』は、読むだけではなく、自分で書き込みながら考えていくタイプの本です。

家族の中でどのような役割を担ってきたか、自分の感情をどの程度表現できていたか、現在どのような人間関係をつくっているかなどを振り返る材料になります。

ただし、家族について深く考える作業は、人によっては予想以上に疲れることがあります。

過去のつらい記憶を無理に掘り下げる必要はありません。途中で気持ちが大きく乱れる場合は、いったん本を閉じることも大切な選択です。

虐待、DV、強い恐怖を伴う体験などを振り返ることで心身の状態が悪化する場合があります。セルフワークを無理に続けず、必要に応じて医療機関や心理職、公的な相談窓口など専門的な支援を利用してください。

親を責めるためだけに読まない

家族関係を扱う本を読むと、「今の自分が苦しいのは全部親のせいだった」と感じることもあるかもしれません。

反対に、「親は大変だったのだから、自分が我慢すべきだった」と考える人もいます。

どちらか一方だけを結論にする必要はありません。

「あの環境ではこう感じていた」

「今の自分にも影響している部分があるかもしれない」

「これからの人間関係では違う選択をしてみたい」

というように、過去を現在と未来につなげて考えることが大切です。

家族を断罪することと、自分が受けた影響を認めることは同じではありません。

恋愛の共依存を考えたい人

恋愛では、相手を大切にしたい気持ちと、自分を犠牲にしてしまう状態との境界が見えにくくなることがあります。

恋愛関係で同じ苦しさを繰り返しているなら、恋愛に焦点を絞った本から読む方法もあります。

『恋愛依存症』

伊東明著『恋愛依存症』では、恋愛における依存的な関係がいくつかのタイプに分けて説明され、その中で共依存も扱われています。

例えば、

  • 相手の世話をすることが恋愛の中心になっている
  • 問題の多い相手を「自分なら変えられる」と感じる
  • 別れたいと思っても一人になることが怖い
  • 相手から連絡がないと、自分の価値まで否定されたように感じる

といった経験を振り返るきっかけになるでしょう。

ただし、「このタイプに当てはまるから自分は恋愛依存症だ」と自己診断するために使うのではなく、自分の恋愛パターンを考える材料として読むことをおすすめします。

「離れられない=共依存」とは限らない

恋人や配偶者との関係を簡単に終わらせられない理由は一つではありません。

愛情だけでなく、

  • 経済的な事情
  • 子どもの存在
  • 住居の問題
  • 孤立への不安
  • 周囲からの圧力
  • 暴力や脅迫への恐怖

などが関係することもあります。

特にDVがある関係では、「なぜ離れないのか」という本人の心理だけで説明すると、現実の危険性や社会的な事情を見落としてしまいます。

暴力や脅迫など安全に関わる問題がある場合は、共依存を改善することよりも、まず安全を確保することが優先です。

多面的に考えたい人の本

共依存の本を何冊か読むと、「助ける人=共依存」「離れられない人=問題」と単純化してよいのだろうか、と疑問を持つこともあります。

そのようなときは、共依存という概念そのものを批判的・多面的に考える本へ進むのも一つの方法です。

『共依存とケア』

小西真理子著『共依存とケア』は、共依存を単に「抜け出すべき悪い関係」として扱うのではなく、ケアや人とのつながり、その中に含まれる複雑な感情まで考えていく本です。

初めて共依存を知るための入門書というより、すでに何冊か読み、「共依存という言葉だけでは説明しきれない部分もあるのでは」と感じた人に向いています。

人と支え合うこと自体は、人間関係の大切な側面です。

問題になりやすいのは「依存しているか、していないか」という単純な線引きではなく、関係の中で選択の自由や自分らしさがどの程度保たれているか、と考えることもできます。

共依存の本の選び方

本のタイトルだけで決めるのではなく、いくつかのポイントを確認すると、自分に合った一冊を見つけやすくなります。

今知りたいことを一つ決める

最初に、「何について知りたいのか」をできるだけ具体的にしてみましょう。

例えば、

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今の目的選びたい本
共依存とは何か知りたい概念を広く説明する入門書
家族との関係を考えたい家族・親子関係を扱う本
恋人との関係を考えたい恋愛依存やパートナー関係を扱う本
自分の行動を整理したいセルフケアや境界線を扱う本
生育環境を振り返りたいアダルト・チルドレンやワークブック
共依存という概念を深く考えたい臨床・研究・ケア論など専門性の高い本

目的を一つ決めるだけでも、「おすすめランキング1位」を探し続ける必要がなくなります。

著者の背景を確認する

心理学や人間関係についての本では、著者がどのような立場から書いているのかも確認しておきたいポイントです。

例えば、

  • 心理職や医療職として臨床に関わってきた人
  • 依存症支援に携わってきた人
  • 研究者として関係性を研究している人
  • 当事者として回復経験を書いている人

では、本の性格が異なります。

当事者の経験を書いた本が劣っているという意味ではありません。

重要なのは、体験談なのか、臨床上の考え方なのか、研究によって確認された事実なのかを区別して読むことです。

一冊だけを絶対視しない

共依存についての本を読むと、「これこそ自分の人生を説明する答えだ」と感じることがあります。

自分でも整理できなかった経験に名前がつくことで、安心することもあるでしょう。

一方で、一冊の理論ですべての人間関係を説明することはできません。

例えば「人を助ける」という行動一つをとっても、

  • 相手を思いやっている
  • 責任感から動いている
  • 見捨てられることが怖い
  • 相手を自分の思いどおりにしたい
  • 現実的に自分が支える必要がある

など、背景は人によって違います。

複数の本を読むと、「著者によって考え方が違う」と気づくことがありますが、それは悪いことではありません。

むしろ、自分に必要な視点を選ぶ余地があるということです。

ワンポイントアドバイス

本を読みながら「これは正しいか間違いか」だけを考えるより、「この考え方を使うと、自分の関係のどこが見えやすくなるだろう」と問いかけてみてください。

古い本は背景も確認する

共依存を扱う代表的な本の中には、1990年代以前の考え方を土台としているものもあります。

長く読み継がれているからこそ得られる視点がある一方、家族観、男女観、医療や心理支援についての常識は変化しています。

そのため、

「この本が書かれた時代には、こう考えられていた」

と少し距離を取って読む姿勢も必要です。

古い本だから読まないのではなく、古典としての価値と現在の研究知見を分けて受け取るとよいでしょう。

本を自己理解につなげる読み方

共依存についての本は、読み終えること自体を目標にする必要はありません。大切なのは、そこから自分について何を理解できたかです。

気になった一文で立ち止まる

一気に最後まで読むより、「なぜかここが気になる」と感じたところで立ち止まってみましょう。

そして、

「誰との関係を思い出したのか」

「そのとき私は何を感じていたのか」

「本当はどうしたかったのか」

を考えてみます。

人間関係について考えるときは、「相手がどう思っているか」という推測ばかりになりがちです。

しかし、自分の気持ちについては、自分自身が丁寧に見ていくことができます。

「相手」ではなく「自分」を主語にする

例えば、

「相手が私を振り回す」

だけで終わらせず、

「私は、相手から頼まれると断ることが怖い」

と置き換えてみます。

これは自分を責めるためではありません。

相手の行動そのものは変えられなくても、自分の選択について考えられるようになるからです。

さらに、

「本当は断りたいのか」

「何が怖くて断れないのか」

「どこまでなら手伝えるのか」

と考えていくことができます。

すぐに人間関係を変えなくてもよい

本を読んで「この関係は共依存かもしれない」と感じても、すぐ別れたり、家族との連絡を断ったりする必要があるとは限りません。

まずは、

  • 自分が疲れていることを認める
  • 頼まれたときに即答しない
  • 一人で過ごす時間を確保する
  • 自分の希望を書き出す
  • 信頼できる第三者に相談する

といった小さなところから始めることもできます。

関係を続けるのか、距離を置くのか、終わらせるのかは、状況によって判断が変わります。

本がその答えを決めるのではなく、本を手がかりにあなた自身が考えていくことが大切です。

本だけでは苦しいとき

読書は自己理解に役立ちますが、すべての悩みを一人で解決するためのものではありません。

特に、人間関係によって日常生活に大きな支障が出ている場合は、本だけで抱え込まないことも重要です。

例えば、

  • 強い不安や落ち込みが続いている
  • 眠れない、食べられないなど心身に影響が出ている
  • 相手から暴力や脅迫を受けている
  • 自分を傷つけたい気持ちがある
  • 家族の依存症への対応を一人で抱えている

といった場合は、悩みに応じて医療機関、心理職、依存症の専門相談、公的相談機関などにつながることを検討してください。

また、「病院へ行くほどではないけれど、自分がどうしたいのか整理できない」という場合には、第三者との対話が役立つこともあります。

カラットセラピーでも、答えを一方的に決めるのではなく、自分の気持ちや本音を見つめることを大切にしています。

共依存について本を読みながら、「もっと自分自身について学んでみたい」と感じた人は、無料メール講座のような学びから自己理解を続けてみる方法もあります。

共依存の本のよくある質問

共依存について最初に読むならどの本がおすすめですか?

初めてなら、共依存そのものを幅広く理解できる本から読むとよいでしょう。

日本の家族関係や身近な事例から理解したい場合は、信田さよ子著『共依存 苦しいけれど、離れられない 新装版』が候補になります。

共依存について歴史的に大きな影響を与えた考え方を知りたい場合は、メロディ・ビーティ著『共依存症 いつも他人に振りまわされる人たち』もあります。

一冊を「正解」とするより、自分が今どの関係について知りたいのかに合わせて選びましょう。

共依存の本を読めば自分が共依存か分かりますか?

本だけで「共依存かどうか」を確定することはおすすめできません。

共依存は定義自体に幅があり、本によって特徴の挙げ方も異なります。

チェックリストに当てはまる数を数えるより、「自分の生活や気持ちが人間関係によってどの程度苦しくなっているのか」「自分の希望を尊重できているか」を振り返る材料として使ってください。

親子の共依存について学べる本はありますか?

あります。

家族や親子関係を中心に考えるなら『共依存 苦しいけれど、離れられない』のほか、西尾和美著『アダルト・チルドレン癒しのワークブック』なども候補になります。

ただし、アダルト・チルドレンと共依存は同じ概念ではありません。家族環境が現在の人間関係にどのように関係しているのかを考えるための、別の視点として読むとよいでしょう。

恋愛の共依存にはどんな本が向いていますか?

恋愛関係に絞って考えたい場合は、恋愛依存を扱った本が読みやすいでしょう。

伊東明著『恋愛依存症』などは、共依存を含め、恋愛で生じるさまざまな依存的関係について考える材料になります。

ただし、恋愛が苦しい原因をすべて共依存に結びつける必要はありません。相手との価値観の違い、生活環境、安全上の問題など、別の要因についても考えることが大切です。

共依存の本は何冊くらい読めばよいですか?

冊数に正解はありません。

最初は一冊読み、「もう少し家族について知りたい」「セルフケアを具体的に学びたい」など、新しく出てきた疑問に合わせて次の本を選ぶ方法がおすすめです。

同じテーマの本を何冊も読むより、入門書、家族関係、ワークブックなど、少し異なる視点を組み合わせるほうが理解が広がることもあります。

共依存の本は目的に合わせて選ぼう

共依存についての本には、概念を学ぶ本、家族や恋愛について考える本、セルフケアを学ぶ本、自分で書き込みながら振り返る本などがあります。

大切なのは、「一番おすすめされている本」を選ぶことではなく、今の自分が何を知りたいのかを基準に選ぶことです。

そして、本に書かれている説明を自分や家族、恋人へそのまま当てはめ、関係を決めつける必要はありません。

共依存はさまざまな捉え方がある概念です。

「私は共依存なのだろうか」と答えを急ぐより、

「私はこの関係で何を感じているのだろう」

「どこまでなら無理なく相手を支えられるだろう」

「本当はどんな関係を望んでいるのだろう」

と考えるために本を使ってみてください。

一冊の本が人生の答えになる必要はありません。

いくつかの考え方に触れながら、あなたが自分の気持ちを理解し、これからの関係を自分で選んでいくための視点を見つけられれば、それが読書の大きな意味になるでしょう。

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