「オーラライトカラーセラピーとは、色とりどりのボトルから未来を当てるもの?」と気になっている方もいるでしょう。上下に二つの色が入ったボトルの美しさに惹かれる一方で、オーラソーマとの違いや、セッションで何をするのかが分かりにくいと感じるかもしれません。
オーラライトは、複数のカラーボトルから気になるものを選び、その色、上下の組み合わせ、選んだ順番などを手がかりに対話を進めるカラーセラピーの体系です。象徴的な読み方やスピリチュアルな表現を含むことがありますが、それを科学的な診断や確定した運命として受け取る必要はありません。
この記事では、オーラライトの成り立ち、ボトルの特徴、一般的なセッションの流れ、受ける前に確認したいことを整理します。色の意味を答えとして与えてもらうのではなく、自分の気持ちや選択を見つめる材料として活用する視点を大切にしましょう。
- オーラライトの成り立ちと基本的な考え方
- 2層式カラーボトルの特徴と本数
- 一般的なセッションの流れと4本の見方
- 象徴を絶対視せず自己理解に生かす方法
オーラライトとは

オーラライトは、上下二層に分かれた色のボトルを用い、選んだ色を手がかりに自己理解を促すカラーセラピーです。まずは、その成り立ちと位置づけから見ていきましょう。
1991年に始まった体系
オーラライトの公式サイトによると、この体系は1991年にトニー・クーパーによって創設されました。色を通した独自のコンサルテーション体系として発展し、現在は家族によって活動が引き継がれています。成り立ちの概要はオーラライト公式サイトの紹介で確認できます。
日本では「英国式カラーセラピー」と紹介されることが多く、養成講座や個人セッションを通じて広まりました。学ぶ場所や提供者によって、説明の言葉、講座の段階、扱う補助的な要素に違いがあるため、申し込み前に内容を確認することが大切です。
色を自己理解に使う
セッションでは、相談者が並んだボトルを見て、気になるものを選びます。セラピストは、色の一般的な象徴、上下の配色、選ばれた順番などを紹介しながら、「その言葉を聞いて何を感じますか」「今の状況と重なることはありますか」と対話を進めます。
ここで重要なのは、ボトルが相談者の性格や未来を客観的に測定するわけではないことです。色の選択は、照明、背景、体調、気分、経験、文化的な連想などの影響を受けます。色から得られる言葉を、今の自分を考える問いとして使うのが穏当です。
医療や心理検査とは異なる
オーラライトは、医療行為、心理検査、病気の診断ではありません。ボトルの選択だけで、うつ病、不安障害、発達特性などを判断することはできません。また、相手の本音、結婚の時期、仕事の成功などを確定する方法でもありません。
色の象徴的な解釈が心に響くことはありますが、「当たった」と感じた場合も、それが科学的に実証された診断であることを意味しません。セッションは、自分の経験を振り返り、考えを整理する補助的な時間として位置づけましょう。
ボトルの特徴
オーラライトを印象づけるのが、ハーモニーボトルと呼ばれる上下二層のカラーボトルです。色数、配色、番号など、見るポイントが複数あります。
上下二層の色でできている
多くのボトルは、上側と下側が異なる色、または同系色で構成されています。たとえば、上が明るい色で下が深い色、上下とも同じ系統の色といった組み合わせです。セッションでは、色そのものだけでなく、二色の関係も対話の材料にします。
体系上、上層と下層に意識と無意識などの象徴を対応させて説明することがあります。ただし、どの位置をどの概念に結びつけるかは、受講したカリキュラムやセッションの文脈を含めて確認するのが安心です。色の配置だけから心の状態を断定することはできません。
基本となる色は12色
日本のオーラライト講座では、主に12色を基本として説明し、それらの上下の組み合わせから多様なボトルを扱います。色の濃淡、透明感、ペールトーンやディープトーンなども読み方の要素として紹介されることがあります。
12色それぞれには、複数の象徴語が割り当てられます。たとえば、赤に行動や生命力、青に静けさやコミュニケーションといった連想を置くことがありますが、一色に肯定的・否定的の両面があり、意味は一つではありません。
ボトルは一般に80本
日本で提供されるオーラライトは、一般に00番から78番までの80本と説明されます。0番から78番までの79本に、00番を加えて80本と数えるため、「78までなのになぜ80本なのか」と疑問に思う方もいるでしょう。
一方、現在の英語版公式ページには「79本の二色ボトルから4本を選ぶ」という案内もあります。公式側の現行セットと、日本で流通・教育されているセットの数え方や構成に差がある可能性があります。セッションや講座を選ぶ際は、提供者が使うボトルの本数、番号、追加ボトルの扱いを直接確認してください。公式側が示す4本選択の概要はオーラライト公式の案内で確認できます。
番号と象徴名がある
ボトルには番号が付けられ、体系内では象徴的な名称やテーマと結びつけて扱われることがあります。さらに、数字、タロット、チャクラ、名前や生年月日から算出する色などを補助的に組み合わせる講座やセッションもあります。
これらはオーラライトの世界観を深める材料ですが、数字や名前が人生の出来事を決定するわけではありません。興味がある場合は、象徴を「自分にどんな問いを向けるか」という形に置き換えてみましょう。
ボトルの意味一覧を先に覚えるより、最初に「どこに惹かれたか」「見た瞬間にどんな感じがしたか」を言葉にすると、自分の感覚を保ったままセッションを受けやすくなります。
4本を選ぶセッション
一般的なオーラライトのセッションでは、並べられたボトルから気になる4本を順番に選びます。選ぶ本数が増える場合や、提供者独自のメニューが加わる場合もあります。
セッション前の確認
最初に、相談したいテーマ、現在の状況、セッションに期待することを確認します。明確な悩みがなくても、「今の自分を整理したい」「色を見て感じたことを話したい」と伝えればよいでしょう。
この段階で、セッションの時間、料金、キャンセル条件、記録方法、個人情報の扱いも確認しておくと安心です。医療上の悩みや緊急性のある問題がある場合は、カラーセラピーで対応できる範囲ではないことも伝えてください。
ボトルを眺めて選ぶ
ボトルは、全体を見渡せるように並べられます。相談者は、気になるボトルを一つずつ選びます。「好きな色」だけでなく、なぜか目が止まる、手に取りたい、少し気になるといった感覚でも構いません。
選び直しを認めるか、最初に選んだものを重視するかは、セラピストの進め方によって異なります。迷ったら、その迷い自体を話してみましょう。選べないことを能力不足のように捉える必要はありません。
色と順番を読み解く
選んだ4本は、順番ごとに人生の流れやテーマを表すものとして解釈されます。日本の紹介では、基本的な性質、課題、現在の状態、これからの可能性や方向性などに対応させる例があります。
ただし、「1本目が本当の性格」「4本目が確定した未来」という意味ではありません。セラピストが象徴語を伝えたら、相談者は自分の経験に照らし、「納得できる」「一部は違う」「今は分からない」と自由に反応できます。
公式ページでは、4本の選択から人生の流れ、現在の状況、将来の可能性などを読む体系として紹介されています。ここでいう可能性は、未来の事実を予言するものではなく、体系内での象徴的な位置づけとして理解するのが適切です。
対話で意味を確かめる
セッションの中心は、セラピストの一方的な説明ではなく、選んだ本人との対話です。たとえば次のような問いを通して、色の言葉を自分の生活に結びつけます。
- その色のどこに惹かれましたか
- その言葉を聞いて思い浮かぶ場面はありますか
- 今の悩みと重なる部分はありますか
- 違うと感じるところはどこですか
- これから大切にしたいことは何ですか
答えたくない質問には答えなくても構いません。セラピストの説明と自分の感覚が違うときは、その違いを伝えましょう。違和感を抑えて解釈に合わせる必要はありません。
4本の位置の考え方

4本の位置には、過去・現在・未来などを含むストーリーが割り当てられることがあります。代表的な見方を知っておくと、セッションで何が行われるかをイメージしやすくなります。
| 選んだ位置 | 一般的なテーマの例 | 自分に向ける問いの例 |
|---|---|---|
| 1本目 | 基本的な性質、持っている資質 | 私が自然に大切にしてきたことは何か |
| 2本目 | 課題、乗り越えたいテーマ | 今、繰り返している迷いは何か |
| 3本目 | 現在の状態、得ているもの | すでにできていることは何か |
| 4本目 | 可能性、望む方向、役割 | これからどのように過ごしたいか |
表はあくまで代表例です。講座やセラピストによって、使う名称や細かな読み方は異なります。また、人生を4つの枠にきれいに分けられないこともあります。
重要なのは、位置の意味に自分を当てはめるのではなく、問いに対する自分の反応を確かめることです。たとえば2本目の色が「課題」と説明されても、苦手な部分だけでなく、これから育てたい力として受け取ることもできます。
4本を一続きの物語として見る場合も、過去が原因で未来が決定するわけではありません。「これまでの経験を踏まえ、今どの選択をするか」を考える構成として使いましょう。
色を読む主な視点
オーラライトでは、単色の意味だけでなく、上下の関係、選択の偏り、現れなかった色など、複数の視点からボトルを見ます。
上下の色の関係
上層と下層が同じ色の場合、テーマが強調されているように扱うことがあります。異なる色の場合は、二つの性質が協力している、葛藤している、補い合っているなどの可能性を検討します。
たとえば、活動的とされる色と静けさを連想する色の組み合わせなら、「動きたい気持ちと休みたい気持ちの両方があるかもしれない」と問いかけられます。実際にそう感じるかは、本人が決めます。
選んだ色の偏り
4本の中に同じ色が繰り返し現れる、暖色が多い、明るい色が続くなどの特徴を見ます。偏りは良い・悪いを示すものではなく、現在注目しているテーマを考える入口です。
同じ色が多いからといって、その色の意味が必ず強いとは限りません。ボトル全体の配置や、本人がどの部分に惹かれたかも含めて話します。
選ばなかった色
体系によっては、選択に現れなかった色を「ミッシングカラー」などと呼び、見落としているテーマや補助となる視点として扱う場合があります。しかし、選ばなかった色が欠点や不足を証明するわけではありません。
「その色を見たとき、どんな印象があるか」「今は距離を置きたい理由があるか」を考える程度にとどめましょう。苦手な色を身につけたり、無理に好きになったりする必要はありません。
数字や名称
ボトル番号、象徴名、タロットや数秘との対応を用いる場合があります。複数の要素を重ねると説明に奥行きは出ますが、解釈の幅も広がります。
情報が多すぎて混乱したときは、「今日の相談テーマに関係する部分を一つだけ教えてください」と頼んでもよいでしょう。象徴の数が多いほど正確になるわけではありません。
他のカラーセラピーとの違い
カラーボトルを使う体系はオーラライトだけではありません。外見が似ていても、ボトルの数、形、選び方、教育体系、象徴の対応は異なります。
オーラソーマとは別の体系
オーラライトとオーラソーマは、どちらも二層のカラーボトルを用いるため混同されやすい名称です。しかし、創設者、ボトル体系、番号、学習課程などが異なる別のシステムです。
「どちらが本物か」と優劣を決めるより、どのような説明と対話を受けたいかで選びましょう。セッションを申し込む際は、正式な体系名と、セラピストが修了した講座を確認すると混同を防げます。
単色ボトルとの違い
単色のボトルやカラーカードを用いるカラーセラピーでは、選択肢が比較的少なく、色の印象に集中しやすい傾向があります。オーラライトは二層の配色と本数が多く、色の関係や選ぶ順番を詳しく扱う点が特徴です。
選択肢が多いほど優れているわけではありません。多くのボトルを見ることを楽しめる人もいれば、迷いや疲れを感じる人もいます。自分に合う情報量を選んでください。
心理検査との違い
心理検査は、標準化された実施方法や採点基準、信頼性・妥当性の検証を必要とします。オーラライトの色選択は、一般にそのような心理検査として使われるものではありません。
セラピストから「色だけで病気や性格が正確に分かる」「科学的に未来が証明される」と説明された場合は、距離を置いてよいでしょう。象徴的な対話と、専門的な心理評価を混同しないことが大切です。

セッションを生かす方法
満足できるセッションにするには、当たる答えを受け取ることより、自分の感覚や考えを言葉にすることが重要です。受ける前後のポイントを整理します。
テーマを一つ決める
「仕事を続けるか」「人間関係の距離感」「最近気になる感情」など、話したいテーマを一つに絞ります。相手の本音を当ててもらうより、「私はこの関係でどうしたいか」という自分を主語にした問いが適しています。
テーマが決まらない場合は、「最近よく考えていること」から始めても構いません。色を見てから、話したいことが浮かぶ場合もあります。
自分の言葉を優先する
セラピストが色の象徴を説明しても、それを受け入れる義務はありません。「私には冷たく感じる」「その言葉より別の印象がある」と伝えてください。
よい対話では、違いを否定せず、なぜそう感じるかを一緒に考えます。解釈が合わないことを「心を閉ざしている」「成長を拒んでいる」と責めるような進め方には注意が必要です。
行動を一つ選ぶ
セッションの最後に、気づきを小さな行動へ置き換えます。「一週間だけ予定に余白を作る」「相談したい相手へ連絡する」「決断を急がず情報を集める」など、現実的で自分が選べる行動にします。
特定の色を身につける、部屋に置くといった提案を受けることもありますが、それだけで問題が解決するわけではありません。色は行動を思い出す合図として使うとよいでしょう。
時間を置いて振り返る
セッション直後は印象的な言葉に気持ちが動くことがあります。大きな契約、退職、別離、治療の中断など、生活に重大な影響がある決定は、その場で結論を出さず、必要な情報と専門家の助言を確認してください。
メモを見返し、「自分が話した内容」と「セラピストが提示した象徴」を分けて整理すると、役立った部分を判断しやすくなります。
セッション後は、最も印象に残った色と問いを一つだけ記録してみてください。情報をすべて覚えるより、自分の生活に結びついた一つの気づきを丁寧に扱うほうが実践につながります。
提供者を選ぶ確認点

オーラライトを安心して受けるには、資格名だけでなく、説明の仕方、守秘、料金、相談範囲を確認することが大切です。
次の点を予約前に尋ねてみましょう。
- どの団体・スクールの講座を修了したか
- セッションで使うボトルの本数と選び方
- 所要時間、料金、延長料金、キャンセル条件
- 話した内容や記録をどのように扱うか
- 医療、法律、投資など専門外の相談へどう対応するか
- 商品や講座の購入が必須か
- オンラインの場合、色をどのように見せるか
画面越しでは、端末の表示設定、照明、カメラによって色が違って見えます。オンラインセッションでは、実物のボトルを選ぶ場合と条件が異なることを理解し、提供者の方法を確認してください。
また、資格は特定の民間体系を学んだことを示すものであり、医師や公認心理師などの国家資格と同じではありません。セラピストが対応できる範囲を明確に説明し、必要に応じて専門機関を案内できるかも判断材料になります。

オーラライトのよくある質問
- オーラライトでは何本のボトルを使いますか
-
日本では、00番から78番までの80本を使う体系として一般に紹介されています。一方、現在の英語版公式ページには79本という表記もあります。流通時期や地域、補助ボトルの扱いにより説明が異なる可能性があるため、受けるセッションで使用するセットを提供者に確認してください。
- セッションでは必ず4本選びますか
-
4本を順番に選ぶ方法が基本として広く案内されています。ただし、セッション内容によって追加で選ぶ、短時間メニューで本数を減らすなどの違いがあります。予約前に選ぶ本数と、各位置の説明を確認しましょう。
- 選んだ色で性格が分かりますか
-
色から連想される言葉を通じて、自分の性格や経験を振り返ることはできます。しかし、色の選択だけで性格を客観的に測定・確定することはできません。自分に当てはまる部分と違う部分を自由に考える材料として使ってください。
- オーラソーマと同じものですか
-
同じものではありません。二層のカラーボトルを使う点は似ていますが、創設者、ボトルの体系、番号、解釈、教育課程が異なります。予約時には、オーラライトのセッションであることを確認してください。
- セッションで未来を教えてもらえますか
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4本目などを未来や可能性に結びつけて説明することはありますが、出来事を確定的に予言するものではありません。「これから何を大切にしたいか」「どの選択肢を検討したいか」を考える問いとして受け取るのが適切です。
オーラライトを理解に生かす
オーラライトは、上下二層のカラーボトルから気になるものを選び、色の象徴や組み合わせを手がかりに対話するカラーセラピーの一つです。日本では一般に80本のボトルと12色の体系、4本を順番に選ぶセッションとして紹介されています。
その魅力は、ボトルの美しさや象徴の豊かさだけではありません。自分がなぜその色に惹かれ、どの言葉に反応したかを考えることで、曖昧だった気持ちを言葉にしやすくなる点にあります。
一方、色の解釈は、性格、病気、未来を科学的に判定するものではありません。象徴を絶対視せず、「私はどう感じるか」「私はどうしたいか」を考える材料として使いましょう。セラピストの言葉よりも、自分の違和感や納得感を大切にしてください。
色を通した自己理解や対話の考え方を日常でも学びたい方には、カラットセラピーの無料メール講座も一つの選択肢です。答えを外から決めてもらうのではなく、自分の気持ちに気づき、納得できる一歩を選ぶ学びとして取り入れてみてください。


