タロットとルノルマンカードは、どちらも絵柄や象徴を読み取るカードとして知られています。そのため、「何が違うの?」「初心者にはどちらが向いている?」「オラクルカードとはどう使い分けるの?」と迷う方もいるでしょう。
大きな違いは、カードの枚数だけではありません。タロットには大アルカナ・小アルカナという体系があり、一枚のカードから幅広いテーマを読み取ります。一方、ルノルマンは「騎士」「家」「手紙」「道」など比較的具体的なモチーフを組み合わせ、カード同士のつながりから状況を読んでいくのが特徴です。
さらにオラクルカードは、タロットやルノルマンのような共通の構成が決まっているわけではなく、デッキごとにテーマや使い方が大きく異なります。
どれが優れているというものではありません。大切なのは、自分が何を知りたいのか、どのような読み方がしっくりくるのかに合わせて選ぶことです。
この記事では、タロットとルノルマン、オラクルカードの違いを整理しながら、それぞれに向いている質問や選び方まで分かりやすく解説します。
- タロットとルノルマンのカード構成や象徴体系の違い
- タロット・ルノルマン・オラクルカードそれぞれの読み方
- それぞれのカードに向いている質問と使い分け方
- 初心者が自分に合ったカードを選ぶための判断基準
タロットとルノルマンの違い

まずは、タロットとルノルマンの代表的な違いを一覧で確認してみましょう。細かな流派やデッキによる違いはありますが、基本的な特徴をつかむと両者の性格が見えやすくなります。
| 比較項目 | タロット | ルノルマン |
|---|---|---|
| 基本的な枚数 | 78枚 | 36枚 |
| カードの構成 | 大アルカナ22枚+小アルカナ56枚 | 36種類の象徴カード |
| 主な絵柄 | 人物・場面・数字・四元素など多層的 | 騎士・家・木・犬・手紙など具体的 |
| 読み方 | 1枚の象徴を深く読むことも多い | 複数枚の組み合わせを重視 |
| 解釈の幅 | 比較的広い | 比較的具体的 |
| 得意なテーマ | 心理、状況、課題、選択肢など | 出来事、関係性、展開、周囲の状況など |
| 代表的な展開法 | ワンオラクル、3枚引き、ケルト十字など | 2〜3枚引き、9枚展開、グランタブローなど |
| 初心者の印象 | 覚える内容が多いが1枚でも読める | 枚数は少ないが組み合わせに慣れが必要 |
一般的なタロットは78枚で構成されます。一方、現在一般に「ルノルマンカード」と呼ばれているプチ・ルノルマンは36枚が基本です。
英国博物館には「Das Spiel der Hofnung(希望のゲーム)」と呼ばれる36枚組のカードが所蔵されており、現在のルノルマンにつながる歴史的なカードとして知られています。
ただし、枚数が少ないからルノルマンのほうが簡単、枚数が多いからタロットのほうが難しい、と単純には言えません。
タロットにはタロットなりの覚え方があり、ルノルマンにはカード同士をつなげて読む独特の考え方があります。学びやすさは、カードの枚数以上に「どちらの読み方が自分に合っているか」で変わります。
タロットの特徴
タロットの特徴は、一枚一枚のカードに複数の意味や象徴が重なっていることです。カード単体でも読みやすく、質問や置かれた位置によって解釈を深めていけます。
78枚の体系を使って読む
一般的なタロットは78枚で、22枚の大アルカナと56枚の小アルカナから構成されます。カード出版社U.S. Games Systemsも、標準的な完全版タロットを78枚としています。
大アルカナには「愚者」「魔術師」「女帝」「死神」「太陽」「世界」などがあります。
小アルカナは、
- ワンド
- カップ
- ソード
- ペンタクル
という4つのスートに分かれ、それぞれに数字札と人物札があります。
こうした構造があるため、タロットでは「今どのような状態なのか」「何が課題になっているのか」「どのような考え方ができるのか」といったテーマを多角的に見ていくことができます。
1枚だけでも読みやすい
タロットの特徴のひとつが、1枚だけ引く「ワンオラクル」でも比較的読みやすいことです。
たとえば「仕事について今意識したいことは?」という問いに対して「節制」が出たとします。
節制には、調整、バランス、異なるものを混ぜ合わせることなど、さまざまな象徴があります。そのため、
「今は大きく動くより、仕事量や人間関係のバランスを整える時期なのではないか」
といったように、自分の状況を考えるきっかけとして使えます。
もちろん、カードが客観的な未来を決定するわけではありません。カードの象徴と現在の状況を照らし合わせながら、「自分は何を感じるか」「どの選択肢を大切にしたいか」を考えるための材料として捉えることが大切です。
心理や背景を掘り下げやすい
タロットは、一つのカードが持つ解釈の幅が比較的大きいため、物事の背景や自分の気持ちを掘り下げる質問とも相性があります。
たとえば、
- 今の状況から何を学べる?
- この問題で見落としていることは?
- 自分が大切にしたいことは?
- 選択するときに何を考えるとよい?
- 人間関係で意識したいことは?
といった問いです。
未来を当てることだけに使うのではなく、現在地を整理したり、自分では気づかなかった視点を探したりするために使うと、タロットの象徴の豊かさを生かしやすくなります。

ルノルマンの特徴
ルノルマンは36枚の比較的シンプルな象徴を使い、複数のカードを組み合わせながら読む方法が基本です。タロットとは、カードから意味を組み立てる発想そのものが少し異なります。
身近で具体的な象徴が多い
ルノルマンには、たとえば次のようなカードがあります。
- 騎士
- クローバー
- 船
- 家
- 木
- 雲
- 蛇
- 棺
- 花束
- 鎌
- 鳥
- 子ども
- 狐
- 熊
- 星
- 犬
- 塔
- 庭園
- 山
- 道
- 手紙
- 指輪
- 本
- 鍵
- 魚
- 錨
- 十字架
タロットにも太陽や星、塔など共通する名称がありますが、だからといって同じ意味になるわけではありません。
それぞれのカード体系の中で意味や読み方が発展しているため、「タロットの星とルノルマンの星は同じカード」と考えず、それぞれ別の体系として学ぶことが大切です。
カード同士をつなげて読む
ルノルマンを理解するうえで特に重要なのが、組み合わせです。
たとえば「騎士」には、知らせ、接近、訪問などを連想する読み方があります。「手紙」は、文章、書類、メッセージ、連絡などを表すことがあります。
この2枚が並んだ場合、「連絡が届く」「メッセージに関する動き」といったように、カード同士をつなげながら具体的な状況へ落とし込んでいきます。
一枚ずつ意味を完結させるというより、単語をつないで文章を作るように読むイメージに近いでしょう。
そのため、36枚の意味だけを暗記しても、すぐ自在に読めるとは限りません。
「Aの隣にBが出たらどうなるか」「中央のカードに周囲のカードがどう影響しているか」といった関係性に慣れることが重要です。
状況を具体化しやすい
ルノルマンでは、日常生活でイメージしやすい象徴が多く使われます。
そのため、
- どのような動きがありそうか
- 何が障害になっているか
- 周囲に何が関わっているか
- 選択肢の違いは何か
- 今後の流れをどう整理できるか
など、状況を具体的に整理したいときに使いやすいと感じる方もいます。
ただし、「具体的に読める」ことと「未来を確定できる」ことは別です。
読み方はどう違う?
タロットとルノルマンでは、カードの意味そのもの以上に「どう意味を組み立てるか」が異なります。この違いを理解すると、自分に合うカードを判断しやすくなります。
タロットは一枚を深く読む
タロットでは、一枚のカードの中に描かれた人物、色、数字、背景、象徴などから意味を広げていきます。
たとえば「隠者」であれば、
- 一人で考える
- 内省する
- 慎重に答えを探す
- 外側より内側へ意識を向ける
といった方向へ読みを広げることができます。
さらに、「現在」「課題」「助言」などスプレッド上の位置によって意味が変化します。
そのため、タロットは一枚から意味を掘り下げていく縦方向の読み方と相性がよいカードだと考えることができます。
ルノルマンはカード間の関係を見る
一方、ルノルマンではカード同士の組み合わせが重要になります。
たとえば、
「道+山」
なら、「選択に障害がある」「判断が進みにくい」といった読み方が考えられます。
「道+鍵」
なら、「重要な選択」「解決につながる選択肢」など、別の方向が見えてきます。
同じ「道」でも、隣に何が並ぶかによって意味が変化するわけです。
ルノルマンでは、カードを横につないで文章のように読む感覚が重要になります。
同じ質問でも読み方が変わる
たとえば、「転職するか迷っている。今考えるべきことは?」という質問をしてみましょう。
タロットなら、
「自分はなぜ転職したいのか」 「何を不満に感じているのか」 「次の職場で何を大切にしたいのか」
といった心理面や判断基準へ読みを深めやすいでしょう。
ルノルマンなら、
「現在の仕事を取り巻く状況」 「転職を妨げている要素」 「どこに動きがありそうか」
など、周囲の状況や要素の関係を整理する読み方がしやすくなります。
もちろん、これは絶対的な区分ではありません。タロットでも具体的な状況は読めますし、ルノルマンを自己理解に使うこともできます。
違うのは「できる・できない」ではなく、どちらの方向へ読みを組み立てやすいかです。

オラクルカードとの違い

「タロット・ルノルマン・オラクルは何が違うの?」という疑問もよくあります。オラクルカードは、タロットやルノルマンよりも自由度の高いカード群として考えると分かりやすいでしょう。
オラクルは共通構成がない
タロットには一般的な78枚の構成があり、プチ・ルノルマンには36枚の基本構成があります。
一方、オラクルカードには「必ずこのカードが入っている」という共通の体系がありません。
デッキによって、
- カード枚数
- カード名
- テーマ
- 絵柄
- キーワード
- 解説方法
- 推奨される使い方
が異なります。
天使をテーマにしたものもあれば、自然、動物、植物、色、言葉などをテーマにしたものもあります。
そのため、「オラクルカードの意味一覧」を一つ覚えればすべてのデッキを読める、というものではありません。
メッセージが書かれているものも多い
オラクルカードには、カードそのものに短いメッセージやキーワードが書かれているタイプもあります。
たとえば、
「Rest」 「Trust」 「New Beginning」
など、カードを見ただけで大まかなテーマを受け取りやすく設計されているものがあります。
そのため、カードの象徴体系を最初から詳しく学ぶより、「今日意識したいことを一枚引いてみたい」という方には入りやすい場合があります。
ただし、オラクルカードはデッキごとの差が大きいため、初心者向けかどうかも商品によって変わります。
3種類の違いを整理すると
簡単にまとめると、次のように整理できます。
| カード | 基本的な考え方 | 特徴 |
|---|---|---|
| タロット | 象徴を深く読む | 心理や状況を多角的に考えやすい |
| ルノルマン | 象徴を組み合わせる | 状況や関係を具体化しやすい |
| オラクル | デッキ独自の世界観を読む | 自由度が高く、一枚引きもしやすい |
「占いカード」という一つのジャンルとしてまとめるより、それぞれ別の言語を学ぶように捉えると違いが理解しやすくなります。

向いている質問の違い
カードを選ぶときは、「どちらが当たるか」ではなく「何について考えたいか」を基準にすると選びやすくなります。
タロットに向いている質問
タロットは、自分の気持ちや問題の背景を掘り下げたいときに使いやすいカードです。
たとえば、
- 今の自分に必要な視点は?
- この仕事について何を大切にしたい?
- 人間関係で気をつけたいことは?
- この選択肢のメリットと課題は?
- 今の自分が見落としているものは?
- この経験から何を学べる?
といった質問です。
「どうなる?」だけでなく、「私はどう考えるとよい?」という問いに変えることで、カードから得られる視点も広がります。
ルノルマンに向いている質問
ルノルマンは、複数の要素の関係や状況の流れを整理したい場合に向いています。
たとえば、
- この計画を取り巻いている状況は?
- 仕事を進めるうえで障害になりそうな点は?
- AとBでは、それぞれどんな特徴がある?
- この人間関係に影響している要素は?
- 今後の行動を考えるうえで注目したいことは?
などです。
特に複数枚を並べることで、「人物」「連絡」「仕事」「障害」「選択」といった要素同士の関係を考えやすくなります。
オラクルに向いている質問
オラクルカードはデッキによりますが、一枚のメッセージを受け取って考えたいときに使いやすいものが多くあります。
たとえば、
- 今日意識したいテーマは?
- 今の自分に必要な視点は?
- この出来事から何を考えられる?
- 今週大切にしたいことは?
といった問いです。
質問への具体的な答えを細かく組み立てるというより、一つのテーマから自分の考えを広げていく使い方と相性がよいでしょう。
どれを選べばいい?
タロット、ルノルマン、オラクルのどれから始めても問題ありません。重要なのは、自分が興味を持てることと、使う目的に合っていることです。
自己理解ならタロット
「自分の気持ちをもっと整理したい」「一つのテーマをじっくり考えたい」という方には、タロットが合いやすいでしょう。
78枚あるため最初は多く感じるかもしれませんが、一枚一枚のカードに物語性があり、絵から感じたことを手がかりに学べます。
最初から78枚すべてを暗記する必要もありません。
まず大アルカナから始め、カードを一枚引きながら少しずつ意味を確認する方法でも十分です。
具体的な状況ならルノルマン
「カードを組み合わせて状況を読みたい」「具体的な象徴のほうが分かりやすい」という方にはルノルマンが向いているかもしれません。
カードが36枚なので、カード名そのものはタロットより覚えやすいでしょう。
ただし、ルノルマンは組み合わせが重要です。
36枚のキーワードを覚えて終わりにするのではなく、
「この2枚ならどうつながる?」 「順番を逆にすると印象は変わる?」
と考えながら練習すると理解しやすくなります。
気軽な一枚引きならオラクル
「難しいルールから始めたくない」「まずカードを生活に取り入れてみたい」という場合は、オラクルカードも選択肢になります。
ただし、オラクルカードはデッキによって内容が大きく異なります。
購入する場合は、
- 絵柄に親しみを感じるか
- 日本語解説があるか
- どのようなテーマのデッキか
- 一枚引き中心なのか
- ガイドブックが分かりやすいか
などを確認してみましょう。
初めてカードを選ぶときは、「一番有名だから」だけで決める必要はありません。絵を見たときに自分なりの言葉が浮かぶか、解説を読んで理解しやすいと感じるかも大切な判断材料です。
タロットとルノルマンは併用できる?

タロットとルノルマンは異なる体系ですが、両方を学んで使い分けることもできます。ただし、初心者のうちは混ぜすぎないほうが意味を理解しやすいでしょう。
同じ質問を別の視点で見る
たとえば仕事について考える場合、
タロットでは、
「この仕事に対して、自分が大切にしたいことは何か」
を考えます。
そのうえでルノルマンでは、
「現在の仕事を取り巻いている要素には何があるか」
を見る、といった使い分けができます。
こうすれば、それぞれのカードの特徴を生かしながら、一つのテーマを違う角度から考えられます。
役割を決めて使う
併用するときは、カードごとの役割を最初に決めておくのがおすすめです。
たとえば、
- タロット=テーマや心理を考える
- ルノルマン=状況を整理する
- オラクル=最後に意識したいテーマを一枚引く
というように使います。
役割が決まっていれば、「こちらではこう出たのに、あちらでは違う」という混乱も起こりにくくなります。
反対に、納得できる答えが出るまで何度もカードを変えて引き続けると、情報が増えすぎて判断しにくくなることがあります。
カードは答えを固定するためではなく、考える材料を増やすために使うほうが、落ち着いて向き合いやすいでしょう。
初心者が学ぶときのコツ
タロットとルノルマンは学び方にも違いがあります。どちらの場合も、意味の丸暗記だけではなく、カードを実際に使いながら理解することが大切です。
タロットは象徴から考える
タロットを学ぶとき、意味一覧をすべて暗記しようとすると負担になりがちです。
まずはカードを見て、
- 何が描かれているか
- 人物はどこを見ているか
- 明るい印象か暗い印象か
- 動いているように見えるか
- 自分は何を感じるか
を観察してみましょう。
そのあと解説書を読み、自分の印象と一般的な意味を照らし合わせていきます。
こうすると「このカードは成功という意味」と単語で覚えるのではなく、なぜそのように読めるのかを考えられるようになります。
ルノルマンは2枚から始める
ルノルマンを学ぶなら、最初から36枚を使う大きな展開に挑戦する必要はありません。
まず2枚を引き、
「A+Bならどんな文章になるか」
を考えてみましょう。
慣れてきたら3枚に増やして、
「中央のカードを左右がどう説明しているか」
と読む練習をすると、組み合わせの感覚をつかみやすくなります。
記録して振り返る
どのカードでもおすすめなのが、引いたカードと自分の解釈を記録することです。
たとえば、
- 質問
- 出たカード
- 最初に感じた印象
- 解説書で確認した意味
- 自分なりの読み
- 後から気づいたこと
を書いておきます。
大切なのは、後日「当たった・外れた」だけで評価しないことです。
「カードを見たことで、自分は何を考えたのか」 「どんな選択肢に気づけたのか」
という観点でも振り返ってみると、カードを自己理解の道具として使いやすくなります。
カードを覚えることよりも、自分の言葉で説明できることを目指してみてください。「このカードだからこの意味」と決めつけるのではなく、質問や状況と結びつけて考える練習が、読み方の幅を広げてくれます。
タロットを基礎から学びながら、自分自身を見つめるための使い方にも興味がある方は、カラットセラピーの無料メール講座で学んでみるのも一つの方法です。カードから一方的に答えをもらうのではなく、自分の気持ちや選択肢を見つめる視点を大切にしています。

タロットとルノルマンのよくある質問
- 初心者にはタロットとルノルマンのどちらがおすすめ?
-
どちらから始めても問題ありません。
一枚の絵からじっくり意味を考えたい方にはタロット、シンプルな象徴を組み合わせて具体的に読みたい方にはルノルマンが合いやすいでしょう。
タロットは78枚あるため覚える枚数は多いものの、一枚引きでも練習できます。ルノルマンは36枚ですが、複数のカードを組み合わせる練習が必要です。
「枚数が少ない=簡単」と考えず、読み方との相性で選ぶのがおすすめです。
- タロットとルノルマンではどちらが当たる?
-
タロットとルノルマンのどちらかが客観的に「より当たる」と言える根拠はありません。
両者はカード構成や読み方が異なります。
未来や他人の気持ちを確定するものとして考えるより、質問に対して異なる視点を得たり、自分の考えを整理したりするための道具として活用するとよいでしょう。
- タロットとルノルマンを同時に使ってもいい?
-
使うことはできます。
ただし、それぞれ異なる体系なので、最初は別々に基本を学んだほうが理解しやすいでしょう。
慣れてから「タロットでは心理やテーマを見る」「ルノルマンでは周囲の状況を見る」のように役割を分けると、併用しやすくなります。
- ルノルマンとオラクルカードは同じもの?
-
同じではありません。
一般的なプチ・ルノルマンには36枚の基本的なカード体系がありますが、オラクルカードには共通の固定された構成がありません。
そのため、ルノルマンは別のデッキを購入しても基本となるカード名や象徴を引き継ぎやすい一方、オラクルカードはデッキが変わるとカード名やテーマ、読み方も変わることがあります。
- タロット・ルノルマン・オラクルを全部覚える必要はある?
-
全部覚える必要はありません。
興味を持ったものを一つ選び、実際に使いながら学ぶほうが理解しやすいでしょう。
タロットが合えばタロットだけを使ってもかまいませんし、ルノルマンが読みやすければルノルマンを深めても構いません。
慣れてから別のカード体系を学ぶと、「タロットならこう考える」「ルノルマンならこう見る」という違いも理解しやすくなります。
まとめ
タロットとルノルマンは、どちらもカードの象徴を手がかりに考える方法ですが、カード構成と読み方の発想には大きな違いがあります。
タロットは一般的に78枚で、大アルカナと小アルカナによる豊かな象徴体系を持っています。一枚から意味を深く掘り下げられるため、自分の気持ちや問題の背景、選択するときに大切にしたいことを考えるのに向いています。
ルノルマンは36枚を基本とし、「家」「犬」「道」「手紙」など比較的具体的な象徴を組み合わせて読みます。複数のカードから状況や要素の関係を整理する読み方が特徴です。
オラクルカードはさらに自由度が高く、デッキごとに枚数やテーマ、メッセージが異なります。
大切なのは、タロット、ルノルマン、オラクルのどれが優れているかを決めることではありません。
「私は何について考えたいのか」 「どんな絵柄なら言葉が浮かぶのか」 「一枚を深く読みたいのか、複数枚を組み合わせたいのか」
と考えていくと、自分に合ったカードが見つかりやすくなります。
カードから答えを押しつけてもらうのではなく、カードをきっかけとして、自分の気持ちや状況を改めて見つめてみる。そのような使い方も、タロットやルノルマンを楽しむ方法の一つです。


