「タロットの欲望」と聞くと、性的な欲求や衝動を表すカードなのでは、と身構える方もいるかもしれません。けれども、トートタロットの「欲望(Lust)」は、それだけに限定して読むカードではありません。
このカードが扱うのは、もっと大きな意味での生命力、情熱、創造性、喜び、そして自分の内側にある強いエネルギーとの向き合い方です。欲望を否定したり押さえ込んだりするのではなく、自分の一部として引き受け、意志のある方向へ生かしていくことが大切なテーマになります。
また、トート版の「欲望」は、ウェイト版でいう「力(Strength)」に対応するカードです。ただし、絵柄や番号、背景にある思想までまったく同じではありません。
- トートタロットの「欲望(Lust)」が示す基本的な意味
- 「欲望」が単なる性的欲求を意味しない理由
- ウェイト版「力」との共通点と違い
- 恋愛・仕事・自己理解で読むときの具体的な考え方
タロット「欲望」とは

トートタロットの「欲望(Lust)」は、大アルカナのXIに位置するカードです。アレイスター・クロウリーが構想し、フリーダ・ハリスが描いたトートタロットでは、一般的なウェイト版の「力」にあたるカードが「Lust」と名づけ直されています。
クロウリーは『The Book of Thoth』のなかで、このカードについて、従来の「Strength」という名前では十分ではないと説明しています。そこで示されるのは、単に力が強いことではなく、力を発揮する喜び、活力そのものへの肯定、あふれるエネルギーを生きることです。カードの一般的な意味としても、勇気、強さ、エネルギー、行動、大きな情熱が挙げられています。
このため、日本語で「欲望」と訳されるときも、「何かを我慢できずに求める」「性的なことだけを求める」といった狭い意味に限定しないほうが、カードの意図をつかみやすくなります。
むしろ「私は何を生きたいのか」「何に心が燃えるのか」「自分の中にある強い力を、どう扱うのか」という問いに近いカードだと考えるとよいでしょう。
欲望は生命力の象徴
欲望という言葉には、ときに否定的な響きがあります。欲張り、わがまま、衝動的といった印象を持つこともあるでしょう。
しかし、欲望そのものは、人が行動するためのエネルギーにもなります。「もっと知りたい」「この人と関わりたい」「作品を作りたい」「仕事で挑戦したい」「自分らしく生きたい」といった気持ちも、広い意味では欲求や情熱の一つです。
トート版の「欲望」は、そうした強い力を消そうとするのではなく、自分の内側にあるものとして認めたうえで、どのように生かすかを問うカードと読めます。
「こんな気持ちは持ってはいけない」とすぐに否定するより、まず「私はいま何を強く求めているのだろう」と言葉にしてみましょう。欲求を認めることと、衝動のまま行動することは同じではありません。
欲望の絵柄が示すもの
トート版の「欲望」は、ウェイト版の「力」と同じく、女性と獅子を思わせる存在が中心に描かれています。ただし、その関係性はかなり異なって見えます。
クロウリーの説明では、このカードには女性とライオン、より正確には「ライオン・サーペント(lion-serpent)」の象徴が現れ、女性は獣にまたがっています。カードはヘブライ文字のテトと対応し、獅子座に結びつけられています。
絵柄を読むときは、「女性が獣を抑え込んでいる」と単純に見るより、強大な力とともに動いていることに注目すると、トート版らしさが分かりやすくなります。
女性と獣の関係
ウェイト版「力」では、女性が獅子に穏やかに接している姿が描かれています。そこから、忍耐、自制、優しさによる強さといった意味が読み取られることがあります。
一方、トート版の「欲望」では、女性は獣から距離を取っていません。獣の上に乗り、力強いエネルギーと一体になって前へ進むような構図です。
ここから読み取れるのは、「本能は悪いから抑える」という発想よりも、本能や情熱を自分の力として引き受けるというテーマです。
ただし、これは「欲しいものは何でも手に入れてよい」「衝動のまま動けばよい」という意味ではありません。強いエネルギーがあるからこそ、その向かう方向が重要になります。
杯が表す受容と統合
女性の手には杯が描かれています。クロウリーの説明では、この杯は聖杯として扱われ、カード全体の象徴体系の重要な一部になっています。
タロットリーディングとしてかみ砕くなら、杯は「満たす」「受け取る」「混ざり合う」といったイメージにつなげて考えることができます。
つまり、強さを外へ向かって放つだけでなく、自分の中にあるさまざまな感情や欲求を受け止め、一つの力としてまとめていくことも「欲望」のテーマだと考えられます。
「欲望」と「力」の違い
トート版「欲望」とウェイト版「力」は、完全に別のカードではありません。どちらも獅子座に対応し、女性と獅子という共通する象徴を持ち、勇気や強さ、本能的なエネルギーとの関係を扱います。
一方で、カードから受ける印象や、強さの表現方法には違いがあります。
| 比較項目 | トート版「欲望」 | ウェイト版「力」 |
|---|---|---|
| 英語名 | Lust | Strength |
| 番号 | XI | VIII |
| 共通する主題 | 勇気、生命力、本能的エネルギー | 勇気、内面的な強さ、本能との関係 |
| エネルギーの扱い | 強い力を受け入れ、喜びをもって生かす | 穏やかさや自制によって力を扱う |
| 絵柄の印象 | 女性が獣と一体になって進むような動的表現 | 女性が獅子を穏やかに扱う静かな表現 |
| 読みの重点 | 情熱、活力、没頭、創造的な力 | 忍耐、自信、優しさ、自制 |
トート版では、従来「Strength」と呼ばれていたカードが「Lust」と改称され、XIに置かれています。一方、「Adjustment」はVIIIです。クロウリー自身も『The Book of Thoth』で、古い名称としてStrengthとJusticeに言及しながら、この配置と対応関係を論じています。
共通するのは本能との向き合い方
二つのカードに共通しているのは、「獅子のような強い力をどう扱うか」というテーマです。
人の中には、怒り、性欲、競争心、野心、創造欲、自己表現への欲求など、理屈だけでは説明しきれない強いエネルギーがあります。それを完全に否定しても、逆に無制限に解放しても、必ずしも自分の望む方向へ進めるとは限りません。
「力」は、穏やかさや自制によってエネルギーと関係を結ぶイメージが比較的強く、「欲望」は、そのエネルギー自体を肯定し、生命力として統合していく印象が強いと考えると、違いを整理しやすくなります。
「欲望」はより動的なカード
「力」を静かな内面の強さと読むなら、「欲望」はそこからさらに一歩進み、「その力を生きる」ことに焦点を当てたカードと読めます。
たとえば、「本当は挑戦したいのに怖くて動けない」という人に出た場合、単なる我慢や忍耐より、「あなたがそこまで強く求めているものは何か」「その熱量をどこへ向けるか」を考えるほうが、このカードの特徴に合います。

性的な意味だけではない

「Lust」という英単語には、強い欲望、特に性的欲望という意味があるため、恋愛占いでこのカードが出ると「相手は体目的なのでは」「性的な関係になる暗示なのでは」と不安になることがあります。
しかし、カード一枚だけからそこまで断定することはできません。
トート版の「欲望」は、恋愛だけでなく、仕事、創作、学び、自己表現、生き方などにも表れる強い生命エネルギーを扱います。性的な情熱がテーマになる場合もありますが、それはカードが持つ意味の一部です。
恋愛なら強い惹かれ方も表せる
恋愛の質問で「欲望」が出た場合は、次のような可能性を考えられます。
- 強く惹かれている
- 関係を進めたい気持ちが高まっている
- 一緒にいることで活力が生まれている
- 感情や身体感覚を強く意識している
- 相手との関係に夢中になりすぎている
大切なのは、「強い情熱がある」と「誠実な関係が保証される」は別だということです。
また、「欲望が出たから相手は性欲しかない」「浮気している」と決めつけるのも適切ではありません。タロットは他人の内面を客観的に証明する道具ではなく、状況を考えるための象徴として使うほうが、自分の判断につなげやすくなります。
恋愛での「欲望」の読み方
恋愛では、「欲望」は強い魅力や情熱を示しやすいカードです。ただし、情熱が強いほど良い関係になるとは限らないため、「何を求めているのか」と「その力をどう扱っているのか」を分けて考えます。
片思いの場合
片思いで出たときは、相手への気持ちがかなり強くなっている可能性があります。
「あの人ともっと近づきたい」「振り向いてほしい」という気持ちは自然なものですが、強くなりすぎると、相手の反応一つで気分が大きく揺れることもあります。
このカードを自分への問いとして使うなら、「私はこの人自身を知りたいのか」「好かれることで自分を満たしたいのか」「どんな関係なら自分も相手も心地よいのか」と整理してみるとよいでしょう。
交際中の場合
交際中なら、関係に活気がある、惹かれ合う力が強い、二人で何かを楽しめる時期などと読むことができます。
一方で、嫉妬、束縛、感情のぶつかり合いなど、エネルギーが過剰になる可能性もあります。
「好きだから何をしても許される」わけではありません。欲望の強さと、相手を尊重することは両立させる必要があります。
復縁を考えている場合
復縁の質問で「欲望」が出たときも、「必ず戻れる」という意味にはなりません。
むしろ、別れたあとも残っている強い思い、忘れられない感覚、もう一度つながりたい衝動などを映している可能性があります。
ここでは「復縁できるか」だけでなく、「私はなぜ戻りたいのか」「以前と同じ関係に戻るだけでよいのか」「二人の関係を変えるために必要なことは何か」を考えることが大切です。
仕事での「欲望」の読み方
仕事では、「欲望」は野心、創造力、突破力、強いモチベーションとして読むことができます。
新しい企画を始めたい、もっと成長したい、自分の実力を試したいという気持ちが高まっているときには、前向きなカードになりやすいでしょう。
挑戦へのエネルギー
「今のままでは物足りない」「もっと大きな仕事をしたい」という感覚があるなら、「欲望」はその熱量を無視しなくてよいと伝える象徴として使えます。
ただし、勢いだけで転職や独立を決める必要はありません。強い意欲があることと、現実的な準備が整っていることは別です。
たとえば、次のように分けて考えると整理しやすくなります。
- 私は何に強く惹かれているのか
- それは一時的な不満なのか、継続的な願いなのか
- 現実に動くなら何を準備する必要があるのか
- 欲しい成果のために何を手放す必要があるのか
過剰になると空回りしやすい
「欲望」のエネルギーが偏ると、やりすぎ、働きすぎ、勝ち負けへの執着、周囲を押し切る態度などにつながることもあります。
「やりたい」という気持ちは大切ですが、睡眠や休息を削り続けたり、人間関係を犠牲にしたりしてまで進むことが、自分の本当の望みなのかは見直したいところです。
カードが強いほど、「もっと頑張れ」という指示として受け取るのではなく、この強い力を持続可能な形にできるかを考えるとよいでしょう。
自己理解で読む「欲望」
カラットセラピーでは、カードを未来の答えを決めつけるものではなく、自分の気持ちを見つめる手がかりとして大切にしています。
その視点から見ると、「欲望」はとても自己理解と相性のよいカードです。
なぜなら、人はしばしば「本当に欲しいもの」より、「欲しがってよいと思っているもの」を選んでしまうことがあるからです。
抑えてきた気持ちに気づく
たとえば、本当は人前で表現したいのに「目立ってはいけない」と思っている。本当は仕事を変えたいのに「安定を手放してはいけない」と感じている。本当は誰かに助けてほしいのに「一人で頑張るべき」と考えている。
こうしたときの「欲望」は、表面的なわがままではなく、長く抑えてきた生命力の方向を示す象徴として読むことができます。
カードを見たときに、「私は何を我慢しているのだろう」「もし人に評価されないとしても、私は何を選びたいだろう」と問いかけると、自分の本音を整理する手がかりになります。
欲求と行動を分ける
自分の欲求を認めることは大切ですが、すべてをそのまま行動に移す必要はありません。
怒りを感じたから相手を傷つけてよいわけではなく、誰かを好きになったから相手の境界線を越えてよいわけでもありません。
「欲望」が教えてくれるのは、欲求を消すことでも、欲求に支配されることでもなく、自分の中にある力を自覚して選択することです。
強い感情が出ているときは、「私は何を感じている?」「何を求めている?」「そのために実際には何を選ぶ?」の3段階に分けてみてください。感情と行動の間に一度考える余地をつくると、情熱を自分らしい選択につなげやすくなります。
カラットセラピーは、保志吏衣子が提唱する自己理解のための方法です。カラーやタロットカード、心理学的な対話を組み合わせ、自分の気持ちや状況を整理していきます。
欲望が強すぎるときの読み方

「欲望」は基本的に活力のあるカードですが、エネルギーが強ければ強いほど、扱い方を誤る可能性もあります。
トートタロットでは、必ずしもウェイト版と同じように正位置・逆位置で意味を二分する必要はありません。カードの配置、周囲のカード、質問との関係から、そのエネルギーが建設的に働いているか、過剰になっているかを見ていく読み方があります。
もし逆位置を採用する読み方をしている場合も、「正位置の反対」と機械的に考えるより、欲望のエネルギーが滞っている、暴走している、抑圧されているといった形で考えると理解しやすいでしょう。
暴走している場合
エネルギーが外へ暴走しているときは、次のような状態として読むことができます。
- 結果を急ぎすぎる
- 欲しいものへの執着が強くなる
- 相手をコントロールしようとする
- 刺激を求め続ける
- 疲れているのに止まれない
この場合は、「欲望をなくす」より、「どこまでなら自分や相手を傷つけずに生かせるか」を考えることが大切です。
抑圧されている場合
反対に、エネルギーが抑え込まれている場合もあります。
- やりたいことがあるのに動けない
- 欲しいと言うことに罪悪感がある
- 自分の魅力や能力を出すのが怖い
- 怒りや悲しみを感じないふりをしている
- 何をしたいのか分からなくなっている
このようなときの「欲望」は、「もっと激しく動こう」という意味ではなく、「自分の生命力をどこで止めているのか」に気づくきっかけになります。
欲望を読むときのコツ
「欲望」は象徴が強く、初めて見ると難しく感じやすいカードです。細かな神話やカバラの知識を一度に覚えようとするより、まずはリーディングで使える軸を持つと読みやすくなります。
何にエネルギーが向いているかを見る
最初に確認したいのは、「いま何に対して強いエネルギーが生まれているのか」です。
恋愛なら相手への魅力、仕事なら挑戦への意欲、自己理解なら抑えてきた本音など、質問によって現れ方は変わります。
ここで重要なのは、「欲望=恋愛や性」と固定しないことです。
エネルギーの扱い方を見る
次に、その力がうまく使われているかを見ます。
- 自分の意志につながっている
- 創造や行動に変換できている
- 自分も相手も尊重できている
このような状態なら、欲望は生命力として建設的に働いていると読めます。
反対に、執着、支配、過剰、自己否定などが強いなら、エネルギーとの付き合い方を見直す必要があるかもしれません。
最後は現実の選択に戻す
タロットを読むときは、象徴の世界だけで終わらせず、「では現実でどうするか」に戻すことが大切です。
たとえば「もっと情熱を大切に」という読みが出ても、それは必ず退職する、告白する、大きな決断をするという意味ではありません。
「気になっていたことを調べる」「自分の希望を一度書き出す」「相手に確認したいことを落ち着いて聞く」など、小さな行動に置き換えることもできます。
タロットの象徴をこうした自己理解に役立てる方法を基礎から学びたい方は、カラットセラピーの無料メール講座で、カードとの向き合い方を少しずつ学ぶ方法もあります。

タロット「欲望」のよくある質問
- 「欲望」はウェイト版の「力」と同じカードですか?
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対応関係としては、トート版の「欲望」はウェイト版の「力」にあたります。どちらも獅子座に結びつき、女性と獅子という象徴を持っています。
ただし、番号はウェイト版「力」がVIII、トート版「欲望」がXIです。また、トート版では名称や絵柄、象徴体系が再構成されているため、意味を完全に同一と考えるより、共通するテーマと違いの両方を見るほうが適切です。
- 「欲望」が出たら性欲を意味しますか?
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性的な情熱として読む場合はありますが、それだけではありません。
「欲望」は生命力、創造性、野心、強い意欲、喜び、没頭など、広い意味でのエネルギーを扱います。恋愛の質問でも、カード一枚だけで「体目的」「性的関係になる」と断定することはできません。
- 「欲望」は良いカードですか、悪いカードですか?
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一概に良い・悪いで分けるより、強いエネルギーがどのように使われているかを見るカードです。
情熱が創造や行動につながっていれば前向きに働きますが、執着や支配、無理のしすぎにつながれば注意が必要です。同じエネルギーでも、方向によって現れ方が変わります。
- トートタロットでも逆位置を読みますか?
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読み方によりますが、トートタロットでは逆位置を使わず、周囲のカードとの関係や「ディグニティ」と呼ばれる考え方からカードの働きを判断する方法があります。
逆位置を使う場合も、「欲望の反対」と決めつけるのではなく、情熱の抑圧、暴走、空回りなど、エネルギーの状態として読むと理解しやすいでしょう。
- 「欲望」が出たときに自分へ問いかけるなら?
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「私は本当は何を強く求めているのか」が基本の問いになります。
そのうえで、「その欲求を否定していないか」「逆に欲求に振り回されていないか」「この力を自分や相手を尊重する形でどう生かせるか」と考えてみてください。
答えを急ぐより、自分の中にあるエネルギーを丁寧に見つめることが、このカードを自己理解に生かす第一歩です。
まとめ
トートタロットの「欲望(Lust)」は、単なる性的欲求を表すカードではありません。
その中心にあるのは、生命力、情熱、勇気、創造性、そして自分の内側にある強い力を受け入れて生かすことです。
ウェイト版の「力」と対応するカードですが、「力」が穏やかな自制や内面的な強さを感じさせるのに対し、トート版の「欲望」は、力を喜びとして生きる、より動的で燃えるようなイメージを持っています。
恋愛なら強い惹かれ方、仕事なら野心や創造力、自己理解なら抑えてきた本音として現れることがあります。ただし、カードだけで相手の気持ちや未来を断定するのではなく、「私はいま何に強く動かされているのか」「その力をどう使いたいのか」と自分に問いかけることが大切です。
欲望を消すのでも、欲望に支配されるのでもなく、そのエネルギーを自分の一部として引き受ける。その視点が、トート版「欲望」を読むうえでの大切な鍵になります。


