「タロットのプリンセスって、どんな意味のカード?」「ウェイト版のペイジと同じように読んでいいの?」と迷ったことはありませんか。
プリンセスは、トートタロットのコートカードに登場する名称です。キング、クイーン、ナイト、ペイジに慣れていると、どのカードに当たるのかを先に知りたくなるかもしれません。
ただし、トートタロットはカード名だけでなく、コートカード全体の構造や元素の組み合わせにも独自の考え方があります。そのため、「プリンセス=別のデッキの○○」と名前だけを置き換えるより、トートタロットの中でどのような役割を持っているのかを理解したほうが、カードの意味をつかみやすくなります。
この記事では、プリンセスに共通する基本的な意味から、ワンド・カップ・ソード・ディスクそれぞれの読み方まで、初めての方にもわかるように整理します。
- トートタロットにおけるプリンセスの基本的な位置づけ
- ウェイト系タロットのペイジと単純に同一視できない理由
- 4つのスートごとのプリンセスの意味と読み方
- 人物像を決めつけず質問や状況に合わせて読む方法
プリンセスの意味をまず整理

トートタロットのプリンセスを理解するときは、「若い女性を表すカード」と人物像から覚えるより、まず何らかの力が具体的な形になっていく段階として捉えるとわかりやすくなります。
トートタロットのコートカードは、ナイト、クイーン、プリンス、プリンセスの4種類です。
アレイスター・クロウリーの『The Book of Thoth』では、それぞれに元素が対応し、プリンセスは「地」の性質を担います。また、各スートも元素を持っているため、プリンセスは「地」と各スートの元素が組み合わさったカードとして考えられています。
| カード | コートとしての元素 | 基本的な見方 |
|---|---|---|
| ナイト | 火 | 動き出す力、原動力 |
| クイーン | 水 | 受け止め、育む力 |
| プリンス | 風 | 展開、思考、方向づけ |
| プリンセス | 地 | 具体化、定着、形になること |
ここで大切なのは、「地=お金」という意味ではありません。
地は、目に見えなかったものが現実の形を持つこと、経験として実感できる状態になること、具体的な行動や結果として現れることなどを考える手がかりになります。
たとえば、「新しいことを始めたい」という情熱だけなら、まだ可能性や意欲の段階かもしれません。その気持ちが「今日から実際に始める」「作品を一つ作る」「申し込みをする」といった行動になれば、より具体的な形を持ち始めます。
プリンセスには、このようなエネルギーを現実へ落とし込む視点があります。
プリンセスが出たときは、「誰を表しているのだろう」とすぐ人物を探すのではなく、「今、何が具体的になろうとしているのだろう」と考えてみると、読み方の幅が広がります。
ウェイト系のペイジとの違い
プリンセスについて調べると、「ウェイト系タロットのペイジに相当する」と説明されることがあります。カードを整理するための目安としては役立ちますが、完全に同じ意味として扱うのはおすすめできません。
一般的なウェイト=スミス系タロットでは、コートカードは次の4種類です。
- キング
- クイーン
- ナイト
- ペイジ
一方、トートタロットでは次の構成です。
- ナイト
- クイーン
- プリンス
- プリンセス
そのため、カードの枚数だけを対応させれば、プリンセスとペイジを近い位置に置いて説明することはできます。
しかし、トートタロットではコートカードそれぞれに元素の役割が与えられ、プリンセスは「地」として位置づけられています。つまり、名前だけを変更したカードというより、トート独自の体系の中で意味を持つカードとして理解するほうが自然です。
「対応する」と「同じ」は違う
タロットを学んでいると、異なるデッキ同士を比較したくなることがあります。
比較すること自体は悪くありません。すでに知っているカードを手がかりにすると、新しいデッキを覚えやすくなるからです。
ただし、
「プリンセスはペイジに対応することがある」
という説明と、
「プリンセスとペイジはまったく同じ意味である」
という説明は別です。
特にトートタロットは、元素、占星術、カバラなど複数の象徴体系を背景に持っています。すべてを最初から覚える必要はありませんが、少なくともそのデッキの中にあるルールを尊重して読むことは大切です。

プリンセスは「地」を表す
4枚のプリンセスに共通するポイントは、コートカードとして「地」の性質を持っていることです。
スート側にもそれぞれ元素が対応するため、4枚は次のような組み合わせになります。
| カード | 元素の組み合わせ | 読むときの中心 |
|---|---|---|
| ワンドのプリンセス | 地の火 | 情熱や衝動を行動にする |
| カップのプリンセス | 地の水 | 感情や感性に形を与える |
| ソードのプリンセス | 地の風 | 考えや言葉を具体化する |
| ディスクのプリンセス | 地の地 | 現実的な成長や実りを育てる |
「地」という共通点はありながら、何を現実化するのかはスートによって変わります。
ワンドなら火ですから、意欲、情熱、創造性、行動力などがテーマになります。
カップなら水なので、感情、愛情、共感、イメージ、心の動きなど。
ソードなら風として、思考、言葉、判断、情報、コミュニケーション。
ディスクは地そのものなので、身体、仕事、生活、お金、技術、成果など、より具体的な領域を考えやすいでしょう。
つまりプリンセスを読むときは、
「地だから何かが形になる」+「そのスートでは何が形になるのか」
という順番で考えると整理しやすくなります。

ワンドのプリンセスの意味
ワンドのプリンセスは「地の火」です。火の持つ情熱や創造性、行動したい気持ちが、現実の行動として現れ始める様子を考えることができます。
『The Book of Thoth』では、ワンドのプリンセスは火の「地的な部分」と説明され、燃料と火の関係にたとえられています。
火だけあっても、燃えるものがなければ炎は続きません。
この象徴から考えると、ワンドのプリンセスは単なる「やる気」ではなく、やりたい気持ちに実際のエネルギーを与える段階として読むことができます。
基本的な読み方
たとえば次のようなテーマがあります。
- 新しいことを試してみる
- 好奇心のまま動いてみる
- 自分の情熱を表現する
- 勇気を持って最初の一歩を踏み出す
- アイデアを実際の行動につなげる
まだ十分な経験がなくても、「まずやってみよう」という勢いが力になる場面があります。
その一方で、勢いだけで動いて周囲が見えなくなる可能性もあります。カードを良い・悪いの二択にせず、質問や周囲のカードと合わせて考えることが大切です。
恋愛で出た場合
恋愛なら、気持ちを行動に表すこと、新鮮なときめき、積極的なアプローチなどを考えられます。
ただし、「相手が必ずあなたに情熱を持っている」と断定することはできません。
「自分からもう少し素直に表現できることはあるか」「二人の関係に新しい動きを加える必要があるか」と、自分が選べる行動へ視点を戻すと読みやすくなります。
仕事で出た場合
仕事では、新企画への挑戦、行動力、実践しながら学ぶ姿勢などがテーマになりやすいでしょう。
計画を考え続けているだけなら、小さく試してみることが次の一歩になるかもしれません。
カップのプリンセスの意味

カップのプリンセスは「地の水」です。
水は感情や感性、受容性などを考える象徴です。そこに「地」が加わるため、心の中にあるものが表現や関係性として形になっていくことがテーマになります。
クロウリーはカップのプリンセスについて、水が形を与え、生命を支える性質に注目しています。
抽象的に聞こえるかもしれませんが、日常に置き換えるとわかりやすくなります。
「好き」という気持ちがあるだけでは、相手からは見えません。
言葉にする、態度で示す、作品にする、相手を気遣うといった表現を通して初めて、その感情は外の世界にも形を持ちます。
カップのプリンセスは、そのような場面を考える手がかりになります。
基本的な読み方
- 感受性を大切にする
- 優しさを具体的に表す
- イメージや感性を創作に生かす
- 自分の気持ちを受け止める
- 心で感じていることを表現する
繊細さや柔らかさが魅力になる一方、相手の反応に敏感になりすぎたり、自分の想像の中で物事を膨らませたりする可能性も考えられます。
そんなときは「実際に起きていること」と「自分が感じたり想像したりしていること」を分けてみることが役立ちます。
恋愛で出た場合
恋愛では、好意や優しさを表すこと、心を開いて交流することなどがテーマになるでしょう。
「相手の気持ち」という質問で出ても、カードだけから相手の本音を断定するのではなく、二人の間でどのような感情表現が起きているかを見るほうが現実的です。
仕事で出た場合
仕事なら、感性を生かす活動、誰かへの配慮、クリエイティブな仕事、心地よい人間関係づくりなどを考えられます。
感覚だけで終わらせず、「どんな形にすれば伝わるだろう」と考えることがポイントです。
ソードのプリンセスの意味
ソードのプリンセスは「地の風」です。
風は思考、言葉、情報、分析などと関連づけて考えられます。そこに地の性質が加わるため、頭の中の考えを言葉や判断、具体的な対応へ落とし込む力として読むことができます。
『The Book of Thoth』でも、ソードのプリンセスには、動きやすい「風」を固定し、アイデアを物質化するという説明があります。
考えているだけでは現実は変わりません。
一方で、考えずに行動すればよいわけでもありません。
ソードのプリンセスには、「考えたことを実際に使える形にする」という視点があります。
基本的な読み方
- 情報を集めて整理する
- 疑問点を明確にする
- 必要なことを言葉にする
- 問題点を具体的に指摘する
- 考えを実際の判断につなげる
ソードは鋭い性質を持つため、その切れ味が建設的に働けば、曖昧だった問題を整理できます。
反対に、批判することそのものが目的になると、人を傷つけたり、言葉の応酬に疲れたりすることもあります。
ソードのプリンセスが出たときは、「正しいか間違っているか」だけでなく、「この言葉や判断は、状況を少しでも前へ進めるために役立つだろうか」と問い直してみてください。
恋愛で出た場合
恋愛では、言葉による確認、率直なコミュニケーション、疑問をそのままにしないことなどを考えられます。
ただし、不安があると相手の言葉の細部ばかり分析してしまうこともあります。
カードを「相手は嘘をついている」といった断定に使うより、事実として確認できることと、自分の推測を区別するために使うほうが役立つでしょう。
仕事で出た場合
仕事では、調査、分析、問題発見、文章作成、交渉などに結びつけて考えられます。
特に「なんとなく問題がある」と感じている状況では、何が問題なのかを具体的な言葉にすることが次の一歩になるかもしれません。
ディスクのプリンセスの意味
ディスクのプリンセスは「地の地」です。
4枚のプリンセスの中でも、地の性質が重なるため、成長、実り、身体性、現実的な積み重ね、これから育っていくものを考えやすいカードです。
『The Book of Thoth』では、ディスクのプリンセスには、深い大地から新しい可能性が生まれてくるような豊かな象徴が描かれています。
そのため、すぐに結果を出すことよりも、種をまき、育て、時間をかけて形にしていくプロセスとして読むことができます。
基本的な読み方
- 基礎を身につける
- 少しずつ育てる
- 現実的な準備を始める
- 技術や知識を身につける
- 生活や仕事の土台を整える
- 将来につながる種をまく
「今はまだ完成していない」ことを否定的に捉える必要はありません。
植物も、芽が出た日に実をつけるわけではありません。現在できることを積み重ねること自体が、大切なプロセスです。
恋愛で出た場合
恋愛では、関係を着実に育てること、日常の中で信頼を積み上げることなどを考えることができます。
華やかな展開より、「一緒にいて安心できるか」「無理のない関係を作れているか」という現実的な部分に目を向けるカードとして読むこともできます。
仕事で出た場合
仕事や学習との相性も考えやすいカードです。
資格の勉強を始める、実務経験を積む、技術を練習する、生活基盤を整えるなど、すぐに成果が見えなくても将来につながる取り組みを表すことがあります。
焦って結果だけを求めるより、「今の自分が育てるべきものは何か」を考えてみるとよいでしょう。
プリンセスを人物として読む場合
コートカードは人物を表すものとして説明されることが多いため、「プリンセスが出たら若い女性?」と考える方もいるでしょう。
人物として読むことはできますが、年齢や性別を固定する必要はありません。
たとえばワンドのプリンセスなら、年齢や性別に関係なく、好奇心が強く、思いついたことを実際に試そうとしている人物として読むことができます。
カップのプリンセスなら感受性や優しさを表現する人、ソードのプリンセスなら考えを具体的な言葉にする人、ディスクのプリンセスなら着実に学び育てている人、といった見方ができます。
重要なのは「どんな属性の人か」よりも、質問の中でその人物がどのような役割を担っているかです。
自分自身を表すこともある
人物カードが出ると、周囲の誰かを探したくなることがあります。
しかし、プリンセスが自分自身の一面を映していると考えることもできます。
たとえば転職について占っているときにディスクのプリンセスが出たなら、「誰か若い女性が関係する」と読むより、
「新しい分野を一から学ぶ段階にいるのではないか」
と自分の状況として読むほうが自然な場合があります。
状況そのものを表すこともある
プリンセスは、人ではなく状況として読むこともできます。
たとえば、
- 新しい企画が実際に始まりかけている
- 感情が言葉や作品として表れ始めている
- 考えが具体的な計画になり始めている
- 長期的な成果につながる基礎づくりが始まっている
といった状態です。
コートカードだから必ず人物、と決めてしまわないことが大切です。
質問に合わせて読み方を変える
同じプリンセスでも、質問が変われば注目するポイントも変わります。
カードに一つの固定された答えが書かれているわけではありません。
たとえばワンドのプリンセスが出たとしても、「恋愛」「仕事」「今日のアドバイス」では読み方が変わります。
恋愛について質問した場合
恋愛では、二人の間で何が表現されようとしているのかを見る方法があります。
| カード | 恋愛で考えられるテーマ |
|---|---|
| ワンドのプリンセス | ときめきや情熱を行動に表す |
| カップのプリンセス | 好意や優しさを表現する |
| ソードのプリンセス | 言葉で確認し、曖昧さを整理する |
| ディスクのプリンセス | 信頼や関係を少しずつ育てる |
ここで注意したいのは、「相手の気持ち」という質問でも、カードが相手の心を客観的に証明してくれるわけではないことです。
占いとしての解釈を楽しみながらも、相手の本当の意思は本人の言葉や行動を通じて確認していく必要があります。
仕事について質問した場合
仕事では、「何を現実の行動へ変える必要があるか」という視点が役立ちます。
| カード | 仕事で考えられるテーマ |
|---|---|
| ワンドのプリンセス | 挑戦する、試作品を作る、行動を始める |
| カップのプリンセス | 感性や配慮を具体的な価値にする |
| ソードのプリンセス | 情報整理、分析、文章化、問題解決 |
| ディスクのプリンセス | 技術習得、基礎づくり、実務経験 |
特に「何をしたらいいかわからない」というとき、プリンセスは壮大な未来予測よりも、小さな具体策を考えるきっかけになります。
「何が起きるか」ではなく、「今日から何を形にできるか」と問い直すと、自分の選択に結びつきやすくなります。
プリンセスを読む4つの手順

プリンセスを引いたとき、意味の一覧を暗記していなくても読み解く方法があります。
スートを確認する
最初に、そのプリンセスが何のスートなのかを確認します。
- ワンド=火
- カップ=水
- ソード=風
- ディスク=地
まず「どんな種類のエネルギーを扱っているのか」を見ます。
地の性質を加える
次に、プリンセス共通の「地」を重ねます。
「このスートの力が現実になるとしたら、どんな形になるだろう」と考えてみてください。
たとえばカップなら、「感情が形になるとは?」と考えます。
言葉で感謝する、作品として表現する、相手を思いやる行動をするなど、いくつもの答えが考えられるでしょう。
質問に戻る
次に、最初の質問へ戻ります。
「仕事について聞いていたのか」「恋愛について聞いていたのか」「自分へのアドバイスを求めていたのか」によって、同じカードでも焦点は変わります。
カードの意味を質問に当てはめるのではなく、質問を通してカードを見る感覚です。
周囲のカードと合わせる
複数枚を引いているなら、一枚だけで結論を出さず周囲のカードも確認します。
プリンセスが何を具体化しようとしているのかは、隣に出たカードによってさらに見えやすくなることがあります。
カードを読むときは、最初に浮かんだキーワードを「答え」にするのではなく、「なぜ私はこのカードからそう感じたのだろう」と一度問い直してみてください。カードを自己理解の手がかりとして使いやすくなります。
読み違いを減らすポイント
プリンセスを読むときによくあるのが、意味を一つに固定してしまうことです。
特にコートカードには人物像を表す説明が多いため、「この性格の女性が現れる」といった読み方に偏りやすくなります。
年齢や性別を断定しない
「プリンセス」という名前から若い女性を連想するのは自然です。
ただし、現代のリーディングで必ず若い女性だけを意味すると決める必要はありません。
カードが示している性質を誰が持っているのか、あるいは人物ではなく状況を表しているのかを考えてみましょう。
良いカード・悪いカードに分けない
ワンドのプリンセスの情熱は、行動力にも無鉄砲さにもなり得ます。
ソードのプリンセスの鋭さも、問題解決に役立つこともあれば、言葉が強くなりすぎることもあります。
カードそのものを吉凶に分けるより、
「この性質が今の状況ではどのように働いているか」
を見るほうが、具体的な読みにつながります。
キーワードだけで完結させない
「プリンセス=若者」「ディスク=お金」のように単語を組み合わせるだけでは、カードの象徴が狭くなってしまいます。
プリンセスなら「形になる」、ディスクなら「現実的な領域」というように、少し広い概念として理解しておくと応用しやすくなります。
未来を決めつけない
タロットを「これから必ず起こる出来事を当てるもの」としてだけ使うと、カードの解釈に振り回されることがあります。
特に恋愛や仕事など大切なテーマでは、一枚のカードだけを根拠に重大な判断をするのではなく、現実の情報や自分の希望も合わせて考えてください。
カラットセラピーでも、カードは未来を一方的に決めるためではなく、自分の気持ちや本音を見つめ、「私はどうしたいのだろう」と考えるための手がかりとして大切にしています。
プリンセスのよくある質問
- プリンセスはペイジと同じ意味ですか?
-
完全に同じと考える必要はありません。
ウェイト系のペイジと比較すると、4枚のコートカードの中で近い位置に置いて整理されることがあります。しかし、トートタロットではプリンセスに「地」という独自の元素的役割があります。
「ペイジの名前を変えただけ」と考えるより、トートタロットの体系の中で覚えることをおすすめします。
- プリンセスは若い女性を表しますか?
-
若い女性として読む場合もありますが、必ずそうだとは限りません。
年齢や性別ではなく、そのカードが示す性質を持つ人物として捉えることもできます。また、質問によっては自分自身の一面や、始まりかけている状況を表していると考えることもできます。
- ディスクのプリンセスは妊娠を意味しますか?
-
ディスクのプリンセスには、生命、豊かさ、これから育っていくものを連想させる象徴が含まれているため、伝統的な解釈の中で妊娠と結びつけられることがあります。
ただし、カードだけで実際の妊娠の有無を判断することはできません。
妊娠している可能性を確認したい場合は、タロットではなく妊娠検査薬や医療機関など適切な方法で確認してください。
比喩的には、新しい計画、仕事、学び、人間関係など「これから育てていくもの」と読むこともできます。
- プリンセスは逆位置でも読みますか?
-
逆位置を使うかどうかは、採用するリーディング方法によって異なります。
トートタロットではカード同士の元素的な関係などを重視して読む方法もあるため、必ず逆位置を使わなければならないわけではありません。
初心者のうちは無理に方法を増やさず、自分が使っている解説書や学習体系のルールを一つ選び、まず一貫して練習すると理解しやすいでしょう。
- 4枚のプリンセスを覚える簡単な方法はありますか?
-
まず「プリンセス=地=形にする」と共通部分を一つ覚えてください。
そのうえで、
- ワンド:情熱を形にする
- カップ:感情を形にする
- ソード:考えを形にする
- ディスク:現実的な可能性を育てる
と整理すると覚えやすくなります。
細かい象徴や伝統的な対応関係は、カードを実際に引きながら少しずつ学んでいけば十分です。
まとめ
トートタロットのプリンセスは、単に「ウェイト版のペイジを別の名前にしたカード」と考えるより、トートタロット独自のコートカード体系から理解することが大切です。
プリンセスに共通する元素は「地」。そのため、何らかのエネルギーが具体化し、現実の形を持とうとしている段階として捉えることができます。
4枚を整理すると、
- ワンドのプリンセス=情熱や創造性を行動へ
- カップのプリンセス=感情や感性を表現へ
- ソードのプリンセス=思考や言葉を具体的な判断へ
- ディスクのプリンセス=可能性を現実の中で育てる
という違いが見えてきます。
ただし、これらも固定された答えではありません。
人物として出ているのか、状況を表しているのか、自分自身の一面なのか。さらに「何について質問したのか」を合わせて考えることで、カードはより具体的な意味を持ち始めます。
タロットを学ぶほど、「正しい意味を一つ覚えなければ」と感じることもあるかもしれません。しかし本当に大切なのは、キーワードを丸暗記することではなく、カードの構造や象徴を理解し、自分の問いと結びつけながら考えられるようになることです。
カラットセラピーでは、タロットやカラーを、未来を決めつけるためではなく、「今の私は何を感じているのか」「本当はどうしたいのか」を見つめる手がかりとして活用しています。
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