タロット占いを少しずつ学んでいると、「1枚引きだけでは状況を読み切れない」「過去から未来まで、もう少し詳しく整理したい」と感じることがあります。そんなときに使いやすい展開法の一つが、7枚のカードを六芒星の形に並べるヘキサグラムスプレッドです。
ヘキサグラムでは、過去・現在・未来だけでなく、周囲の状況や本人の意識、アドバイスなど複数の視点から一つのテーマを見ることができます。
ただし、7枚それぞれの意味を覚えただけでは、読み方がばらばらになりやすいのも特徴です。大切なのは「7枚の答えを別々に出す」ことではなく、カード同士のつながりから一つの物語として状況を整理することです。
この記事では、タロットのヘキサグラムスプレッドについて、基本的な7枚の配置から各ポジションの意味、実際に展開したカードを読む順番までわかりやすく解説します。
- タロットのヘキサグラムスプレッドの基本的な意味
- 7枚の配置と各ポジションが表す内容
- 複数のカードをつなげて読む具体的な手順
- 恋愛や仕事などテーマ別に読むときのポイント
ヘキサグラムスプレッドとは

ヘキサグラムスプレッドは、7枚のタロットカードを使い、相談したいテーマを複数の角度から整理する展開法です。
「ヘキサグラム(hexagram)」とは六つの頂点を持つ星形、つまり六芒星を指します。タロットでは六芒星を構成するように6枚を配置し、その中央に7枚目を置く形がよく用いられます。
ただし、各番号にどの意味を割り当てるかには流派や解説書による違いがあります。そのため、「この配置だけが唯一正しい」と考える必要はありません。
この記事では、初心者でも状況を追いやすい代表的な例として、次の7つのポジションで説明します。
| カード | ポジション | 主に見ること |
|---|---|---|
| 1枚目 | 過去 | 現在につながった経緯 |
| 2枚目 | 現在 | 今起きていること |
| 3枚目 | 未来 | このまま進んだ場合の展開 |
| 4枚目 | アドバイス | 意識したいこと・行動のヒント |
| 5枚目 | 周囲・相手 | 外部環境や他者からの影響 |
| 6枚目 | 本人の意識 | 質問者の気持ちや姿勢 |
| 7枚目 | 総合結果 | 全体を踏まえた方向性 |
大きな特徴は、単純に「未来はどうなる?」と予測するだけではなく、その未来につながる現在の状況や周囲の影響まで一緒に見られることです。
そのため、恋愛、人間関係、仕事、進路など、いくつもの要素が関係しているテーマと相性のよいスプレッドといえます。
ヘキサグラム7枚の配置
ヘキサグラムは、六芒星をイメージして6枚を配置し、中央に7枚目を置くのが基本です。
形そのものを完璧に作ることよりも、どのカードが何番なのか分からなくならないことのほうが大切です。
一例として、次のような位置関係で並べられます。
| おおよその位置 | カード |
|---|---|
| 上 | 1枚目 |
| 右下 | 2枚目 |
| 左下 | 3枚目 |
| 下 | 4枚目 |
| 左上 | 5枚目 |
| 右上 | 6枚目 |
| 中央 | 7枚目 |
カードを置く場所とポジションの意味をあらかじめ紙に書いておくと、初心者でも混乱しにくくなります。
また、カードを引く前に質問を一つに絞っておくことも重要です。
たとえば、
- この仕事を続けるか迷っている。今の状況をどう考えればよいか
- 気になる人との関係について、今後自分はどう向き合えばよいか
- 転職を考えているが、判断するときに何を意識すればよいか
といった質問です。
反対に、「恋愛も仕事もお金も全部どうなりますか?」という質問では、7枚のカードが何について答えているのか分かりにくくなります。
一つのヘキサグラムにつき一つのテーマを基本にすると、カード同士の関係も読みやすくなります。
7つのポジションの意味
ここからは、ヘキサグラムスプレッドの7枚それぞれが何を表すのかを詳しく見ていきます。
重要なのは、それぞれのポジションを「未来を断定する場所」と考えないことです。その位置から何を考えるためのカードなのかを理解すると、読み方が安定します。
1枚目は過去
1枚目では、現在の状況につながっている過去の出来事や経緯を見ます。
たとえば恋愛なら、
- 関係が始まった経緯
- 過去のコミュニケーション
- 以前から抱えていた気持ち
などが読み取りの対象になります。
仕事なら、これまでの努力、職場で積み重なった出来事、転職を考えるようになった背景などが関係するでしょう。
ここで注意したいのは、「過去に実際に何が起きたか」をカードだけで断定しないことです。
質問者が知っている事実とカードから受ける印象を照らし合わせながら、現在にどのような流れが続いているのかを見るポジションと考えると分かりやすくなります。
2枚目は現在
2枚目は、質問した時点での中心的な状況を表します。
ヘキサグラム全体を読むうえでも、とても重要なカードです。
たとえば「転職したほうがよいですか?」という質問で現在にソードの2が出たなら、一つの解釈として「判断を決め切れていない状態」に注目できます。
ただし、「ソードの2だから絶対に迷っている」と決めつけるのではありません。
実際の状況を確認しながら、
「何を決められずにいるのだろう」 「選択肢を比較するための情報が足りていないのではないか」
と問いを広げていくと、カードを自己理解につなげやすくなります。
3枚目は未来
3枚目では、現在の流れが続いた場合に考えられる今後の展開を見ます。
ここで表される未来は、変えられない運命という意味ではありません。
現在の考え方や行動、環境が変化すれば、その後の状況も変わる可能性があります。
そのため未来のカードが厳しく感じられても、「悪い未来が確定した」と受け取るのではなく、
今の流れを続けると何が課題になりそうなのか
という視点で読むことが大切です。
反対に、とても前向きなカードが出た場合も、「何もしなくても必ず成功する」という保証ではありません。現在から未来へどのようにつながっているのかを確認しましょう。
4枚目はアドバイス
4枚目は、今の状況に対して何を意識するとよいかを見るポジションです。
ここでは「必ずその行動をしなければならない」という命令として読むより、選択肢を増やすための視点として捉えるとよいでしょう。
たとえば節制なら、急いで結論を出すよりバランスを取ること。
隠者なら、周囲の意見に流されず一度自分で考えること。
ワンドの8なら、状況によってはタイミングを逃さず行動すること。
このように、そのカードの象徴を具体的な行動や考え方へ置き換えていきます。
アドバイスのカードを読んだら、「では、今日からできる小さな行動にすると何だろう?」と考えてみてください。カードの抽象的な意味を現実の選択肢に変換すると、占いだけで終わらず自己理解に生かしやすくなります。
5枚目は周囲や相手
5枚目では、自分以外の要素から受けている影響を見ます。
恋愛なら相手との関係や二人を取り巻く環境、仕事なら職場、上司、同僚、会社の状況などが対象になるでしょう。
ただし、この位置に出たカードをそのまま相手の本音だと断定するのは避けたいところです。
たとえば相手の位置に隠者が出たとしても、「相手はあなたと別れたい」とは限りません。
距離を置いて考えたい状況なのかもしれませんし、仕事など別の事情で余裕がない可能性もあります。
カードだけでは確認できない相手の心理を決めつけず、「自分以外の部分にどんな要因がありそうか」という視点で読みましょう。
6枚目は本人の意識
6枚目は、質問者本人の気持ち、価値観、期待、不安などを見るポジションです。
この位置と2枚目の「現在」を比較すると、興味深い違いが見えることがあります。
たとえば現在の状況にはペンタクルの10のような安定を連想させるカードが出ているのに、本人の意識には月が出ている場合があります。
この組み合わせなら、客観的には一定の安定がある一方、本人には先が見えない不安がある、という読み方が一つの可能性として考えられます。
つまり、現実に起きていることと、自分がどう受け止めているかは必ずしも同じではありません。
この違いに気づけるのも、複数枚のカードを使うヘキサグラムの面白さです。
7枚目は総合結果
中央に置く7枚目は、展開全体をまとめるカードとして読みます。
一般的には「最終結果」と表現されることもありますが、ここだけを見て吉凶を判断するのはおすすめしません。
たとえば7枚目に太陽が出たからといって、
「必ず成功する」 「必ず復縁できる」
とまではいえません。
過去・現在・未来・周囲・本人の意識・アドバイスという6枚を踏まえたうえで、「全体としてどのような方向を示しているか」を整理するカードです。
そのため、7枚目は答えそのものというより、6枚を統合するためのカードと考えると読みやすくなります。
ヘキサグラムの読み方

7枚の意味が分かっても、実際にカードを展開すると「結局どこから読めばいいの?」と迷うかもしれません。
ヘキサグラムは、順番を決めて読むと整理しやすくなります。
まず質問を再確認する
カードを開く前に、何について尋ねたのかをもう一度確認します。
たとえば、
「今の会社を辞めるべきですか?」
という質問より、
「転職を考えている今の状況を整理し、判断するときに何を意識すればよいですか?」
という質問のほうが、ヘキサグラムの特徴を生かしやすくなります。
前者はYES・NOだけを求めていますが、後者なら過去、現在、未来、本人の意識、周囲、アドバイスを多角的に読むことができます。
過去・現在・未来をつなげる
最初に1〜3枚目を読みます。
ここではカードを一枚ずつ独立して解釈するより、
過去 → 現在 → 未来
という時間の流れとして見ることがポイントです。
たとえば、
- 過去:ワンドの10
- 現在:ソードの4
- 未来:星
という展開なら、一例として「これまで負担を抱えてきたため、現在は休息や立て直しが必要になっており、その先に希望を持ち直せる可能性がある」と流れを作れます。
このように読むと、「星が出たから未来は幸運」という単純な解釈より、状況が具体的になります。
現在と本人の意識を比較する
次に2枚目と6枚目を比べてみましょう。
ここでは、
- 現実の状況と本人の認識が近いか
- 実際以上に不安を感じていないか
- 本心と行動にずれがないか
といった点を考えます。
同じ方向性を示すカードなら、自分の認識と状況が比較的一致していると読める場合があります。
大きく異なる印象のカードなら、「状況そのものより、受け止め方に注目する必要があるのではないか」と考える材料になります。
本人と周囲を比較する
5枚目の周囲と6枚目の本人も重要な組み合わせです。
たとえば本人はワンドの騎士で「早く進みたい」という印象なのに、周囲には吊るされた男が出ているとします。
この場合、
「自分は進みたいが、周囲の事情によってすぐには動きにくい」
という構図が考えられます。
ここで大切なのは、「周囲が邪魔をしている」と短絡的に決めないことです。
単にタイミングが合っていない、情報を待つ必要があるなど、いくつかの可能性を検討します。
アドバイスと未来を見る
次に3枚目の未来と4枚目のアドバイスを組み合わせます。
未来に難しさを感じるカードがあっても、アドバイスには状況を変えるヒントが表れていることがあります。
たとえば、
- 未来:塔
- アドバイス:正義
なら、「突然悪いことが起こる」と怖がるのではなく、
「予想外の変化に備え、感情だけで決めず、事実や条件を整理する必要があるのではないか」
と読むことができます。
タロットを未来予告だけに使うより、これからどう向き合うかを考える材料として使うほうが、ヘキサグラムの情報量を生かしやすくなります。
最後に7枚目を読む
最後に中央の7枚目を確認します。
このカードを最初に見てしまうと、「良いカード」「悪いカード」という印象に引っ張られ、ほかの6枚が見えにくくなることがあります。
そのため、
- 過去・現在・未来を確認する
- 周囲と本人の状態を比較する
- アドバイスを確認する
- 最後に7枚目で全体をまとめる
という順番がおすすめです。
7枚のカードを読んだあと、「この展開を一文でまとめるなら?」と考えてみましょう。一枚一枚の意味を並べるだけではなく、全体を一つの文章にできれば、ヘキサグラムの流れをかなり整理できています。
カード同士をつなげるコツ
ヘキサグラムの難しさは、カードの意味を覚えることよりも、7枚を関連づけることにあります。
ここでは、複数のカードから流れを見つける方法を紹介します。
同じスートが多いかを見る
小アルカナには、ワンド、カップ、ソード、ペンタクルの4つのスートがあります。
同じスートが多い場合、そのテーマが展開全体の中で強く表れていると解釈できます。
たとえばソードが多ければ、考えすぎ、判断、コミュニケーション、葛藤など「思考」に関係するテーマが目立っている可能性があります。
カップが多ければ、感情や人間関係が中心になっているかもしれません。
ただし、「ソード=悪い」といった固定的な判断は避けましょう。
大アルカナの位置を見る
大アルカナが多い場合は、質問者にとってそのテーマが大きな意味を持っている、と読む方法があります。
特に重要なのは枚数だけでなく、どのポジションに大アルカナがあるかです。
たとえばアドバイスに節制が出ているなら、結果を急ぐより調整やバランスが鍵になる、と考えられます。
本人の意識に悪魔があるなら、強いこだわりや手放しにくさについて考えるきっかけになるかもしれません。
カードの象徴を本人の現実と照らし合わせることが大切です。
正位置と逆位置を対立させすぎない
逆位置を使用する場合、「正位置は良い、逆位置は悪い」と単純に分けないほうが読みやすくなります。
たとえば正位置の意味が、
「行動力」
なら、逆位置では、
- 行動力が強くなりすぎている
- 行動できず停滞している
- エネルギーの向け方を見直す必要がある
など複数の可能性があります。
どれが当てはまるかは、質問内容や周囲のカードとの関係から考えます。
矛盾するカードもそのまま見る
7枚展開すると、意味が矛盾しているように感じるカードが出ることがあります。
しかし、それは失敗とは限りません。
たとえば本人の意識には「進みたい」というカードがあるのに、アドバイスには「立ち止まる」というカードが出ることもあります。
この場合、
「進みたい気持ちはあるが、今は一度情報を整理する必要がある」
というように、矛盾そのものが現在のテーマを表している可能性があります。
人の気持ちや現実の状況は、そもそも一つの方向だけで成り立っているとは限りません。

恋愛での読み方
ヘキサグラムは恋愛相談でもよく使われますが、相手の気持ちを断定する占いにならないよう注意が必要です。
恋愛では、次のように置き換えて考えると読みやすくなります。
| ポジション | 恋愛で見る内容 |
|---|---|
| 過去 | 二人のこれまでの関係 |
| 現在 | 今の関係性 |
| 未来 | 現状から考えられる展開 |
| アドバイス | 自分が意識したいこと |
| 周囲・相手 | 相手や環境から受けている影響 |
| 本人 | 自分の気持ちや期待 |
| 総合結果 | 関係全体の方向性 |
特に片思いや復縁では、「相手は私を好きですか?」という一点だけに意識が向きがちです。
しかし、確認できない相手の内面をカードだけで断定するより、
「私はこの関係に何を期待しているのか」 「今の関係で実際に確認できることは何か」 「自分ができるコミュニケーションは何か」
と考えるほうが、現実的な判断につながります。
ヘキサグラムは複数の視点を持てるため、自分の気持ちと相手を取り巻く状況を分けて考えたいときにも役立ちます。

仕事での読み方
仕事や転職の相談でも、ヘキサグラムは状況整理に向いています。
たとえば「転職すべきか迷っている」というテーマなら、
- 過去:転職を考えるようになった背景
- 現在:今の職場で起きていること
- 未来:現状を続けた場合の流れ
- アドバイス:判断時に意識したいこと
- 周囲:職場や求人市場、家族などの影響
- 本人:自分が仕事に求めているもの
- 総合結果:全体を見た方向性
という形で整理できます。
ここでも、カードだけで退職や転職を決めるのではなく、給与、仕事内容、雇用条件、生活費、将来設計など現実の情報と一緒に考えることが重要です。
たとえば現在に厳しい印象のカードが出ても、それだけで「退職すべき」という結論にはなりません。
反対に前向きなカードが出たからといって、条件を確認せず転職してよいわけでもありません。
タロットから得られた問いを、現実のチェック項目へ落とし込むと役立てやすくなります。
ヘキサグラムで迷いやすい点

7枚を使うヘキサグラムでは、初心者ほど「全部正しく読まなければ」と考えやすくなります。
実際には、一枚一枚に唯一の正解を出す必要はありません。
カードの意味を全部使おうとする
タロットカードには、解説書を見ると多くのキーワードが書かれています。
たとえば一枚のカードに、
「希望・回復・理想・インスピレーション・明るい兆し」
など複数の言葉があることも珍しくありません。
これを全部読み込もうとすると、かえって話がまとまらなくなります。
質問内容とポジションに合う意味を選び、ほかのカードとの流れがつながるか確認してみましょう。
最終結果だけで判断する
7枚目が気になり、最初に結果だけ確認したくなることもあるでしょう。
しかし、ヘキサグラムの価値はそこまでの6枚にあります。
仮に結果が前向きでも、アドバイスに「慎重さ」を示すカードがあるなら、何らかの調整が必要かもしれません。
結果が厳しくても、現在やアドバイスから改善できる部分が見つかる場合があります。
最終カードは判決ではなく、全体をまとめる一要素として扱いましょう。
カードだけで事実を決める
「相手には別の好きな人がいる」 「会社は近いうちに倒産する」 「必ず結婚できる」
といった具体的な事実を、カードだけから確定することはできません。
タロットの解釈と、実際に確認できる事実は分けて考えることが必要です。
特に、相手の行動、健康、法律、お金、仕事上の重要な判断などは、カードだけを根拠にしないようにしましょう。

初心者が練習する方法
ヘキサグラムを身につけるには、カードの意味を暗記するだけではなく、展開全体を文章にする練習が役立ちます。
おすすめなのは、毎回簡単な記録を残す方法です。
たとえば、
- 質問を書く
- 7枚のカード名を書く
- 各ポジションの第一印象を書く
- 関係の深いカードを線で結ぶイメージで考える
- 最後に展開全体を3〜5行でまとめる
という流れです。
特に大切なのは5番目です。
カードごとの説明が長くても、「結局どんな状況なのか」が自分で説明できなければ、まだ全体を統合できていない可能性があります。
最初は、
「過去には○○があり、現在は△△の状態。本人は□□と感じている一方で、周囲には××という事情がある。今後は○○を意識するとよさそう」
という型で十分です。
慣れてきたら、カードの象徴や数字、スート、大アルカナ同士の関係まで少しずつ見るとよいでしょう。
タロットを学ぶときは「カードの意味を当てる」ことだけを目標にせず、カードを見て自分が何を感じ、現実のどの部分と結びついたのかを言葉にしてみてください。解釈を記録すると、自分が陥りやすい読み方の癖にも気づきやすくなります。
ヘキサグラムのような複数枚のスプレッドを学ぶと、タロットは単純な未来予測ではなく、状況や気持ちを整理するためのツールとして使いやすくなります。
カラットセラピーでは、タロットやカラーを自分を見つめるきっかけとして生かす考え方を大切にしています。カードの意味だけでなく、自分自身への問いかけ方も学んでみたい方は、実践レッスン動画付きの無料メール講座から触れてみる方法もあります。
さらに体系的に学び、タロットやカラーを対話や仕事にも活用したい場合は、カラットセラピー資格講座で段階的に学ぶ選択肢もあります。資格を取ること自体を目的にするのではなく、「どのように人の話を聴き、カードを自己理解につなげるのか」という視点も大切です。

ヘキサグラムのよくある質問
- ヘキサグラムは必ず7枚で占いますか?
-
一般的なヘキサグラムスプレッドでは7枚を使う方法が広く知られています。六芒星を構成する6枚と中央の1枚です。
ただし、タロットのスプレッドには流派や考案者による違いがあり、カードの枚数や各位置の意味が異なる場合があります。
「7枚でなければ間違い」というより、使用するスプレッドで決められた配置と意味を途中で変更せず、一貫して読むことが大切です。
- 7枚目が悪いカードなら悪い結果になりますか?
-
必ずしもそうとは限りません。
そもそもタロットカードには、単純に「良いカード」「悪いカード」と分けられないものが多くあります。
たとえば塔は大きな変化や崩壊を連想させますが、必要な見直しや、それまで無理に維持していた状態からの転換として読める場合もあります。
7枚目だけを切り離さず、過去・現在・未来・周囲・本人・アドバイスとの関係から判断しましょう。
- 正位置だけでもヘキサグラムはできますか?
-
できます。
タロットでは逆位置を採用する方法と、すべて正位置で読む方法の両方があります。
初心者の場合は、まず正位置だけでカード同士をつなげる練習をするのも一つの方法です。正位置だけでも78枚それぞれに幅のある意味があるため、十分に多角的なリーディングができます。
慣れてから逆位置を取り入れても遅くありません。
- 相手の気持ちもヘキサグラムで分かりますか?
-
相手について考える材料としてカードを展開することはできますが、本人に確認していない気持ちをタロットだけで事実として断定することはできません。
恋愛なら、「相手は私を好きか」と決めつけるより、「二人の現在の関係」「自分が相手に何を求めているか」「今できるコミュニケーションは何か」などを一緒に見るほうが、現実的な判断につながりやすくなります。
- ヘキサグラムが難しいときはどうすればよいですか?
-
まず、7枚すべてを完璧に読もうとしなくても大丈夫です。
最初は「過去・現在・未来」の3枚を一つの流れとして読み、そのあと本人と周囲、最後にアドバイスと総合結果を加えてみましょう。
それでも難しい場合は、一度3枚引きなど少ない枚数のスプレッドでカード同士をつなげる練習をしてから、再びヘキサグラムに戻る方法もあります。
まとめ
タロットのヘキサグラムスプレッドは、7枚のカードを使って、過去・現在・未来だけでなく、本人の意識、周囲の状況、アドバイスなどを多角的に整理できる展開法です。
7枚を使うため最初は難しく見えますが、すべてのカードを同時に読む必要はありません。
まず過去・現在・未来の流れを確認し、次に本人と周囲を比較し、アドバイスを見たうえで、最後に中央のカードで全体をまとめると読みやすくなります。
そして最も大切なのは、7枚目の最終カードだけを「答え」にしないことです。
タロットは、未来や相手の気持ちを確定するものとして扱うより、「今どんな状況にいるのか」「自分は何を感じているのか」「これから何を選びたいのか」を考えるための手がかりとして使うことができます。
カードから受け取った言葉をそのまま結論にするのではなく、あなた自身の現実や気持ちと照らし合わせながら、納得できる選択肢を探してみてください。


