タロットカードの17番「星(The Star)」は、夜空に輝く星のように、希望や理想、回復、未来への明るい見通しを象徴するカードとして読まれます。
恋愛について占ったときに星が出ると、「これは良いカード?」「相手の気持ちにも期待していい?」と気になるかもしれません。反対に逆位置で出れば、「希望がなくなるという意味なのでは」と不安になる人もいるでしょう。
ただし、タロットは一枚のカードだけで未来や相手の本音を決めつけるものではありません。星が表す「希望」も、何もしなくても望みが実現するという意味ではなく、自分が大切にしたい理想を見つめ、それを現実の行動につなげていくための手がかりとして捉えると読みやすくなります。
この記事では、タロット17番「星」の基本的な意味から、正位置・逆位置、恋愛、相手の気持ち、仕事での読み方まで、できるだけ具体的に解説します。
- タロット17番「星」が象徴する基本的な意味
- 星の正位置・逆位置の違いと読み分け方
- 恋愛や相手の気持ちについて星が出た場合の考え方
- 希望や理想を現実的な行動につなげるための読み方
タロット17番「星」とは

タロットの「星(The Star)」は、大アルカナの17番にあたるカードです。希望や理想を表すカードとして知られていますが、その意味を理解するにはカードに描かれた情景にも注目するとよいでしょう。
一般的なウェイト版タロットの星には、夜空に輝く大きな星と複数の小さな星、その下で水を注ぐ人物が描かれています。
片方の器からは水辺へ、もう片方からは大地へ水が注がれています。こうした絵柄は、心や感情を整えながら、自分の内側にあるものを外の世界へ循環させていく姿として解釈できます。
星の主なキーワードを整理すると、次のようになります。
| 項目 | 主な意味 |
|---|---|
| カード番号 | 17 |
| 英語名 | The Star |
| 正位置 | 希望、理想、回復、可能性、ひらめき、素直さ |
| 逆位置 | 失望、自信の低下、理想と現実のずれ、期待しすぎること |
| 恋愛 | 明るい期待、理想の関係、関係改善への希望 |
| 仕事 | 将来像、目標、才能を生かすこと、可能性 |
星のカードで大切なのは、単純に「願いがかなうカード」と考えないことです。
夜空の星は進む方向を見つけるための目印にはなりますが、目的地まで自動的に運んでくれるわけではありません。同じように星のカードも、「希望があるからこそ、どの方向へ進みたいのかを考える」カードとして捉えると理解しやすくなります。
星のカードが象徴するもの
星の意味を深く理解するために、「希望」「理想」「回復」という3つの視点から考えてみましょう。
希望を見つける
星を代表するテーマが「希望」です。
つらい状況が続いているとき、人は目の前の問題だけに意識が向き、「これからどうしたいのか」が見えにくくなることがあります。
星は、そんな状態から少し視線を上げて、未来の可能性を見ることを促すカードと考えられます。
ただし、ここでいう希望は「きっと大丈夫」と根拠なく楽観することとは少し違います。
「今すぐ状況が変わるわけではなくても、自分には目指したい方向がある」
そのように未来へ目を向けられること自体が、星の表す希望です。
理想を思い描く
星には「理想」という意味もあります。
恋愛なら「こんな関係を築きたい」、仕事なら「こんな働き方をしたい」、人生全体なら「こんな自分でありたい」というイメージです。
理想を持つことは、自分の価値観を知る手がかりになります。
一方で、理想が高くなりすぎると現実との差に苦しくなることもあります。そのため星が出たときには、
「私は何を望んでいるのだろう」
と考えるだけでなく、
「その理想に近づくため、今できることは何だろう」
まで考えてみることが大切です。
心が回復していく
星は「回復」のカードとして読むこともできます。
大アルカナでは星の前に16番「塔」があります。塔が急激な変化や既存の価値観が揺らぐ場面を象徴するのに対し、その次の星には、混乱のあとに少しずつ希望を取り戻していくような流れがあります。
失恋や仕事の失敗、人間関係のすれ違いなどを経験すると、すぐに前向きになれないこともあるでしょう。
星は、「もう元気にならなくてはいけない」と無理をするより、少しずつ自分の希望を取り戻していく段階として読むことができます。
星の正位置の意味
タロットで星が正位置に出た場合、希望や理想、回復、可能性などが比較的素直に表れている状態として解釈します。
代表的な意味は次のとおりです。
- 将来への希望が見えてくる
- 理想や目標が明確になる
- 自分らしさを取り戻していく
- 状況が少しずつ良い方向へ向かう
- 才能や可能性に気づく
- 素直な気持ちを表現できる
- 傷ついた心が回復へ向かう
たとえば、何をしたいのか分からず迷っていた人に星の正位置が出た場合、「突然すべてが解決する」というより、進みたい方向が少しずつ見えてくると読むことができます。
恋愛であれば、「相手との関係について前向きな気持ちを持てる」、仕事なら「目標とする方向が見えてくる」といった形です。
正位置でも行動は必要
星の正位置は明るい意味を持つカードですが、「待っていれば願いがかなう」と断定するのはおすすめできません。
むしろ大切なのは、希望が見えたあとです。
たとえば、
「好きな人ともっと仲良くなりたい」
という希望が見えたなら、自然に会話する機会を増やしてみる。
「もっと自分に合った仕事をしたい」
と感じたなら、自分が何を大切にして働きたいのか整理してみる。
そのように、理想を具体的な小さな行動へ変えていくことで、星の象徴する希望を現実に生かしやすくなります。
星の正位置が出たら、「何が起こるだろう」と未来を待つだけではなく、「私はどんな未来を望んでいるだろう」と問いかけてみてください。希望を具体的な言葉にできるほど、次の行動も見つけやすくなります。
星の逆位置の意味
星が逆位置に出た場合は、希望や理想というテーマが弱くなっていたり、うまく扱えていなかったりする状態として読みます。
代表的な意味には、次のようなものがあります。
- 自信を失っている
- 将来に希望を持ちにくい
- 理想と現実の差に落ち込む
- 期待が大きくなりすぎている
- 自分の良さや可能性を信じられない
- 完璧を求めすぎている
- 目標が曖昧になっている
ここで注意したいのは、逆位置だから悪い未来になるとは限らないことです。
星の逆位置は、「希望が完全になくなった」というより、「希望との付き合い方を見直す時期」と捉えることができます。
理想が高すぎないかを見る
星の逆位置では、理想と現実の距離が大きくなっている可能性があります。
たとえば恋愛なら、
「好きなら毎日連絡してくれるはず」
「運命の相手なら何も言わなくても分かり合えるはず」
といった期待が大きくなっているかもしれません。
仕事であれば、
「自分に向いている仕事なら苦労はないはず」
「転職すればすべての悩みが解決するはず」
という理想を抱いていることも考えられます。
もちろん、理想を持つこと自体が悪いわけではありません。
ただし、その理想が自分を苦しめているなら、「本当に必要な条件はどれだろう」と整理してみることが役立ちます。
自信を失っている場合もある
反対に、理想が高すぎるのではなく、自分の可能性を過小評価している場合にも星の逆位置は当てはまります。
「どうせ私には無理」
「もう良い方向にはならない」
と感じているときです。
こうした場合には、いきなり大きな希望を持とうとする必要はありません。
できたことや、少し改善したこと、すでに持っている選択肢を確認し、足元から希望を組み立てていく読み方ができます。

恋愛で星が出たとき

恋愛について占って星が出た場合は、理想の恋愛、希望、憧れ、関係への前向きな期待などがテーマになります。
ただし、片思い、交際中、復縁など状況によって読み方は少し変わります。
片思いでの意味
片思いで星の正位置が出た場合、相手との関係に前向きな期待を持っている状態として読むことができます。
「もっと親しくなりたい」
「この人とは良い関係を築けそう」
といった、明るい気持ちが表れている場合もあるでしょう。
ただし、「星が出たから両思い」と判断することはできません。
タロットだけで相手の本心を確定することはできないため、現実の相手の言葉や行動も大切にしてください。
関係を進めたいなら、一方的に期待を膨らませるより、自然な会話を増やす、共通点を知る、自分から無理のない範囲で働きかけるといった行動につなげる方が現実的です。
逆位置では、相手を理想化しすぎていないかを見ることがポイントになります。
まだよく知らない相手に、自分の理想像を重ねている可能性もあります。
「私はこの人自身を見ているだろうか」
と振り返ってみるとよいでしょう。
交際中での意味
交際中に星の正位置が出た場合は、二人の関係について前向きな未来を描けている状態として解釈できます。
一緒にやりたいことや今後の暮らし方などについて話すのにもよい時期と読むことができます。
特に最近すれ違いがあった場合には、関係を修復していく希望という意味で現れることもあります。
ただし、相手と描いている未来が同じとは限りません。
結婚、仕事、住む場所、お金、家族との関係など、将来について大切なことほど、想像だけで判断せず実際に話し合う必要があります。
逆位置では、理想の恋人像を相手に求めすぎていたり、期待どおりにならないことへの不満が大きくなっていたりする場合があります。
相手に変わってもらうことだけを考えるのではなく、「自分は関係の中で何を大切にしたいのか」を整理すると読みやすくなります。
復縁での意味
復縁について星の正位置が出た場合には、関係をもう一度良い方向へ進めたいという希望として読むことがあります。
しかし、星が出ただけで「復縁できる」と断定することはできません。
復縁では、別れに至った理由が解消されているかどうかが重要です。
寂しさから過去の良かった部分だけを思い出している場合もあります。
星の逆位置では、特に「以前のような関係に戻りたい」という理想が強くなりすぎていないか確認してみましょう。
本当に考えたいのは、過去に戻れるかではなく、今の二人が新しい関係をつくれるかどうかです。
相手の気持ちで星が出たら
「相手の気持ち」を占って星が出た場合は、希望や憧れ、好印象などを表すカードとして解釈されることがあります。
ただし、カードだけで他者の心理状態を確定することはできません。その前提を持ったうえで、自分と相手の関係を整理するヒントとして利用しましょう。
正位置の場合
星の正位置なら、一般的なタロット解釈では、
- 良い印象を持っている
- 関係に期待している
- あなたに魅力を感じている
- もっと良い関係を築きたいと思っている
- 憧れに近い感情がある
といった読み方があります。
ただし、「好印象」と「恋愛感情」は同じではありません。
尊敬している、話しやすい、魅力的だと思っているといった気持ちも星のテーマに含めることができます。
そのため、星の正位置が出たからといって「相手は自分に恋をしている」と決めつけるのは避けましょう。
相手の実際の気持ちを知るには、日頃のコミュニケーションを見ることが何より大切です。
逆位置の場合
逆位置の場合は、
- 期待と現実にギャップを感じている
- 関係について自信を持てない
- 相手を理想化しすぎていたことに気づく
- 将来の関係を具体的に考えられていない
などの解釈があります。
ただし、これも「相手が冷めている」と断定するカードではありません。
むしろ自分自身が、「相手はこう思っているはず」と期待を重ねていないか確認するきっかけとして使う方が、現実の関係には役立ちます。
相手の気持ちを占ったときほど、「カードではこう読める」と「実際に相手がどう思っているか」を分けて考えましょう。相手の気持ちは相手にしか分からない部分があります。カードは、自分の期待や不安を整理する材料として使うのがおすすめです。

状況別に見る星の意味
星は恋愛以外にも、仕事や人間関係、自分自身について考えるときに現れることがあります。共通するポイントは「どんな未来を望んでいるか」です。
仕事での星
仕事について星の正位置が出た場合は、将来の目標や理想の働き方が見えてくることを表す場合があります。
たとえば、
- やってみたい仕事が見つかる
- 自分の得意分野に気づく
- 将来的な目標ができる
- 新しい企画やアイデアが浮かぶ
- 今の努力に意味を感じられる
といった解釈です。
転職についてなら、「転職すれば成功する」と読むより、「どのような働き方を目指しているのか明確にする時期」と考える方が実用的です。
逆位置の場合は、「理想の仕事」を求めるあまり、現実的な条件を見落としていないか確認してみましょう。
仕事内容だけでなく、収入、勤務時間、通勤、働く環境、必要なスキルなども含めて考えることで、理想を現実的な選択肢に近づけられます。
人間関係での星
人間関係では、星の正位置は「この人と良い関係を築きたい」という前向きな気持ちを示す場合があります。
すれ違いがあった相手との関係で出たなら、すぐ元通りになると考えるより、関係改善への希望として読むことができます。
逆位置なら、人に期待しすぎて疲れている可能性も考えてみましょう。
「友達なら分かってくれるはず」
「家族なのだからこうしてくれるはず」
という期待は、自然なものでもあります。しかし、相手が同じ価値観を持っているとは限りません。
期待をなくす必要はありませんが、言葉にして伝えることと、相手との違いを認めることの両方が必要です。
自分自身についての星
自分自身について占ったときの星は、「どんな自分になりたいか」を考えるカードとして活用できます。
正位置なら、自分の可能性や長所を以前より認められるようになっているかもしれません。
逆位置なら、自分と誰かを比べすぎたり、理想の自分と現在の自分との差に落ち込んだりしている場合があります。
SNSなどで他人の一部分を見て、「それに比べて自分は」と感じることもあるでしょう。
そんなときには、理想像を捨てるのではなく、理想までの距離を小さな段階に分けてみてください。
「半年後にこうなりたい」だけではなく、
「今週できることは何だろう」
と考えることで、星の希望を具体的な行動へ落とし込みやすくなります。
星を読むときのポイント

星は明るい印象の強いカードだからこそ、単純な吉凶だけで判断しないことが大切です。
「希望」と「結果」を分ける
星が出たときに最も注意したいのは、「希望がある」と「必ず望んだ結果になる」を同じ意味にしないことです。
たとえば恋愛で星が出たとします。
このカードから、
「この関係を大切にしたいと思っている」
「良い関係を期待している」
と読むことはできます。
しかし、
「必ず付き合える」
「相手も同じ気持ち」
とまでは判断できません。
希望が見えるからこそ、自分が何をするかが次のテーマになります。
理想を具体的にする
星が出たら、あなたが思い描いている理想を具体的にしてみましょう。
たとえば「幸せな恋愛がしたい」という願いだけでは、少し抽象的です。
そこからさらに、
- 安心して話せる関係がほしい
- お互いに一人の時間も大切にしたい
- 将来について相談できる相手がいい
などと具体化していきます。
すると、「どんな相手を選びたいか」「今の関係で何を話し合いたいか」まで考えられるようになります。
仕事についても同じです。
「良い仕事に就きたい」ではなく、
- 収入
- 働く時間
- 人間関係
- 仕事内容
- 成長できる環境
- 自分の裁量
などに分けることで、自分が本当に求めているものが見えやすくなります。
周囲のカードも見る
複数枚のタロットカードを使う場合、星だけで結論を出さず、前後や周囲のカードも確認します。
たとえば星と「戦車」が組み合わされていれば、理想に向かって積極的に進むという読み方ができます。
一方で星と「吊るされた男」が並ぶなら、希望は持ちながらも、すぐに動くのではなく見方を変えたり待ったりする必要があると解釈することもできます。
カード同士の関係を見ると、「良い・悪い」だけではないストーリーが生まれます。
星が出たときに考えたいこと
タロットを自己理解に生かすなら、カードの意味を覚えるだけでなく、自分への問いかけに変えてみることがおすすめです。
星が出たときには、次のような質問を自分にしてみてください。
- 私が今、一番望んでいることは何だろう
- その希望は私自身の望みだろうか
- 理想と現実にはどんな違いがあるだろう
- すでに良い方向へ変わっていることはあるだろうか
- 理想に近づくために今できる小さな行動は何だろう
星は「未来を教えてくれる答え」として扱うより、自分が未来をどう描いているかに気づくためのカードとして使うと、日常に生かしやすくなります。
たとえば「相手と付き合える?」と質問して星を引いた場合、そのままYESと決めるのではなく、
「私はこの人と、どんな関係を望んでいるのだろう」
「関係を育てるために、自分からできることはあるだろうか」
と問いを深めてみます。
こうすると、カードの結果に一喜一憂するだけではなく、自分の気持ちを整理する時間になります。
カラットセラピーでも、タロットは未来を一方的に決めるものではなく、色やカードを手がかりに、今の気持ちや「本当はどうしたいのか」を見つめていくために活用しています。
タロットについて基本から学び、自分自身を見つめる方法として活用してみたい方は、無料メール講座で学び方に触れてみるのも一つの方法です。
星が出たら、「願いがかなうか」だけではなく、「かなえたい願いは何か」「そのために今日できることは何か」まで考えてみましょう。希望を行動に変えることで、タロットを現実の選択に役立てやすくなります。
カラットセラピーは、保志吏衣子が提唱する自己理解のための方法です。カラーやタロットカード、心理学的な対話を組み合わせ、自分の気持ちや状況を整理していきます。
星のよくある質問
- タロットの星は良いカードですか?
-
一般的には、星は希望、理想、回復、可能性などを象徴するため、比較的前向きな意味で読まれることの多いカードです。
ただし、「良いカードだから必ず良い出来事が起こる」という意味ではありません。
星が示している希望に対して、自分がどのように行動するかまで考えることが大切です。
- 星の正位置は願いがかなう意味ですか?
-
「願望成就」と説明されることもありますが、星の正位置だけで「必ず願いがかなう」と断定することはできません。
より丁寧に読むなら、「希望を持てる」「望んでいる方向が見えてくる」「理想へ近づく可能性に気づく」と考えるとよいでしょう。
願いがあるなら、それを具体的な行動へ変えていくことが重要です。
- 星の逆位置は悪い意味ですか?
-
必ずしも悪い意味ではありません。
星の逆位置では、希望を失いかけている、理想が高くなりすぎている、自分の可能性を信じられないといったテーマが表れることがあります。
「もう無理」という結論ではなく、理想や期待を調整するタイミングと捉えることもできます。
- 相手の気持ちで星が出たら脈ありですか?
-
星の正位置は、好印象、憧れ、関係への期待などとして読むことがあります。そのため恋愛では前向きなカードと解釈される場合があります。
ただし、カードだけで「脈あり」と判断することはできません。
相手がどのような気持ちを持っているかは、本人の言葉や行動を通して確かめる必要があります。タロットは、自分が相手に何を期待しているのかを考える手がかりとして活用してください。
- 星が出たときは何をすればいいですか?
-
まず、「自分はどんな未来を望んでいるのか」を具体的に考えてみましょう。
そのうえで、現在との距離を確認します。
理想が遠く感じるなら、一度にすべてを実現しようとせず、小さな行動に分けることがポイントです。
恋愛なら会話を一つ増やす、仕事なら興味のある分野について調べるなど、今できる範囲から始めてみてください。
星は希望を行動につなげるカード
タロット17番「星(The Star)」は、希望、理想、回復、可能性を象徴するカードです。
正位置では、未来への明るい見通しや、自分らしさを取り戻していくことを表す場合があります。
逆位置では、自信を失っていたり、理想と現実のギャップに悩んでいたりする状態として読むことができます。ただし、逆位置だから悪い結果が決まったということではありません。
恋愛や相手の気持ちを占った場合も同様です。
星の正位置が出たからといって相手の好意や恋愛成就を断定するのではなく、「どんな関係を望んでいるのか」「その関係をつくるために何ができるのか」を考えてみましょう。
夜空の星は、行き先を示す目印にはなっても、代わりに歩いてはくれません。
タロットの星も同じです。
理想を思い描きながら、現実の一歩につなげていくこと。
それが、星のカードをあなた自身の選択に役立てるための大切な読み方です。


